いろいろやったが、全部ダメ。いっそ「WEBメール」つまり、ネットブラウザを使ったメールに全面変更してしまおうか?とも考えた。
これならどこにいてもメールの管理ができるし、メールボックス容量や、一度に送信可能な添付ファイル容量にも、現状では問題ない。
一晩考え、今朝になってもう一度メーラーであるNetscapeのOSXバージョンを再インストールしてみた。あれこれ試みるうち、まるで奇跡のように突然すべてがうまくいった。
「出来たぞ!」と、思わず階下の妻にまで報告してしまう。
過去のメールなど、たいして必要でない人もいるかもしれないが、私の場合は数年前のものでも、いろいろと役立てている。たとえば、以前に買ったネットショップでの商品の価格だとか、設計依頼されたお客様との、細かい打合わせの記録閲覧などである。
仕事柄、「建築士の設計責任」というものがあるので、過去のメールは立派な法的資料ともなる。決して消失してはならないのだ。
3DCGや画像レタッチソフトも含め、仕事関係で移行の残っているのは、FAXソフトとCDを焼くソフトくらいか。
図面を描く「JW_CAD」というソフトと、耐震強度を計算するソフトはマックから強引にバーチャル起動させるのをやめ、素直にWindowsでやることに決めた。LANでつながっているので、データ交換などにあまり問題ないことが分かったからだ。高い能力を持つWindowsパソコンを使わない手はない。