「仕事部屋に置いてあるコンプレッサ、もうずっと使ってないよね」
そうだった。かってエアブラシ描画の心臓部として大活躍したコンプレッサであるが、CG主体になってからは全く出番がない。それでも何となく処分する気にはなれず、ホコリをかぶったまま、仕事部屋の中心に置いたままだった。
(そうだ、あれを片づけてしまおうか…)
この際、ついでに仕事部屋を現状に即した形に、使いやすく配置換えしてしまおうと思った。
妻が寝静まったあと、さっそく掘りごたつの中で、メモ用紙にサラサラとアイデアをスケッチする。途中、何度か2階に上がって、あれこれとメジャーで採寸。実際に引出しの一部を移動してみたら、なかなか具合がいい。
いっそ深夜に大移動してしまおうかという誘惑にかられたが、ぐっとこらえて眠りについた。
一夜明けると、外は吹雪まじりの荒天。外気温はマイナス5度あたりから、一向に上がろうとしない。珍しく休みで家にいた妻と買物に出かける予定だったが、あきらめて仕事部屋の模様替えにとりかかった。
_今回の目玉は、Windowsパソコンの位置を西側机の中心に置き換えることだ。正月のネット無料占いに、「パソコンの位置金運占い」というのがあった。さっそくやってみると、私の生れ年の場合、仕事に使うパソコンは真西が最もよい、とある。
仕事のメインで使っているマックの位置は南と南西で、あまりパッとしない運気。去年の夏に買った仕事用のサブマシン、Windows機の位置は西~北西で、悪くない。もしかして、昨年後半の仕事運急上昇は、このせい?まさかね。でも、「イワシの頭も信心から」でアリマスし…。
いざ始めてみると、単純な移動作業のほか、雑多な作業がいろいろ必要になった。天板の袖に使う二つの台の作り直し、Windows機の支持台作成。(中古なので附属してなく、これまで壁に立て掛けて仮使用)このほか、不要になった画材の廃棄やら、前述のコンプレッサの搬出と清掃など。
あれこれ休みなく動き、ふと気づくと夜7時になっていた。ヘトヘトに疲れたが、この種の作業は本当に楽しい。始めるとやめられなくなる。
_完成後の仕事部屋は写真の通り。右側が真西で、Windows機がドンと居座っている。天板下の袖棚には、仕事用の用紙類が詰まっていて、いつでもプリンタやスキャナなどを置けるようにしてある。
その左側、南角にある白いパソコンが、妻の常用しているマック。OS-Xが入っていて、プリンタやスキャナなどが常時使用可能だ。今回、足元のスペースを広くし、楽にパソコン作業が出来るように改造した。こちらも天板下に袖棚があるが、下段にはまだ何も入っていない。何を入れるか、ゆっくり相談しよう。
一番左にチラリとキーボードだけ見えているのが、メインマシンのマック。OS9が入っていて、仕事も趣味も、まだまだこちらが主体である。