2008年1月23日水曜日

eMacハードディスク交換

 天気がよく、相変わらず寒いが雪も一段落したので、懸案だったeMacのハードディスク交換を一気に敢行した。
交換に必要な道具や情報は、昨日までにすでに収集ずみ。ありがたいことに、ブログで私の「危機」を知った遠方の知人から、有益な情報もいくつか送られてきた。

 昼食もそこそこに、なじみのパソコンショップにハードディスク本体を買いに行く。当初は将来的な余裕をみて、現状の容量40Gを一気に4倍の160Gまで上げる気でいた。ところが店の人に相談すると、古いパソコンでは128G以上のハードディスクは認識しない可能性があるという。
 勧められたのは安全確実な80Gの製品で、値段は6,000円強。しばし考えたが、ここは専門家の意見に素直に従うことにした。


 家に戻ってすぐ、午後3時から作業開始。eMacのハードディスク交換はウルトラ級の難しさという評判で、知人は3時間もかかったという。暗くなるまで、なんとか終わらせたい。
 まず30Kgはありそうな重いeMacを、いちばん頑丈な事務机の上に置く。下には毛布をたたんで敷いた。
 用意した道具は、2.5ミリ六角レンチとプラスドライバー。それにガムテープである。ガムテープは細く切って、分解したネジを忘れずにその場所にとめておくためのものだ。とにかく30本以上ものネジを外さないと、ハードディスクまでたどり着かないらしいのだ。

 いざ始めてみると、作業は予想外にスムーズに運んだ。過去に同様の作業をやった方が、写真つきの実に分かりやすいサイトを公開していて、その部分を真横に置いた別のパソコンで見ながらやったからだろう。惜し気もなく貴重な情報を公開されている方に、深く感謝したい。
 準備万端整えたせいか、およそ1時間半で作業は無事に終わった。ちょっとだけ手こずったのは、セットしたハードディスクをカバー毎元に戻すとき、古い物より厚くなってしまって、ビスが止まらなかったことくらい。幸い、ネジ穴が2箇所開いていて、奥のほうに組み直したら、あっさり納まった。
_ひと休みしたあと、午後5時からOSをはじめとするソフトをインストール。実はここでもちょっとしたトラブルがあった。最初の一回ではなぜかどうしてもインストール出来ず、全く同じ作業(初期化と再起動)を2度続けて、ようやくインストールが出来た。
 その後、バックアップデータの転送やらソフトのアップデート、環境の構築など、延々と作業が続いた。一日ですべてを終わらせるのはとても無理。今週いっぱいを目安に、ゆっくり作業を続けることにしよう。

 実は今回の作業を機に、メインの作業環境をOSXにするべく、別途作業中。一部はどうしてもOS9でやらざるを得ないが、それらもすべてOSXからの起動でうまく運ぶメドがついた。とにかくあれこれ忙しい。
 それにしても、長年使い続けてきたOSを変えるのは、本当に大変な作業だ。ハード関係の交換のほうが、はるかに簡単な気がしてくる。チャンスがあれば、内蔵ドライブをDVD-RWに換える予定。すでに調べはついてる。