3月に予約してあった消化器全体のエコー検査と血液検査の日だった。胃ガン手術から1年が経ち、2回に分けて転移再発等の各種検査を実施する。その第1弾である。
血液検査は前日からアルコール抜きで、当日は水以外口にできない。予約は9時で、珍しく早めに起きて歯肉マッサージなどやっていたら、突然左下の奥歯が外れて脱落した。痛みなどの予兆は一切なかったので、びっくりした。
気にはなったが検査に支障はなく、拔け落ちた歯はひとまず保留にして病院へと向かう。
8時50分に着いて、ただちに採血。先日も泌尿器科と市集団健診でやったばかりだが、検査項目と目的が異なる。
続けてエコー検査を行う。30分待って検査室に招かれ、10分強で簡単に終えた。この日の検査はここまでで、結果は中旬に実施の内視鏡検査時にまとめて診断してくれる。いつものような待ち時間がゼロで、負担が軽い。今後は2日に分けてもらうのが正解かも。
早めの10時5分前には会計まで終わり、治療費は2,380円。ただちにいつも通っている歯科に電話し、経緯を説明。土曜も診察していて、15時の予約がとれた。 前夜の睡眠時間は6時間ほどで、睡眠不足気味。帰宅して仮眠をとり、遅い昼食後に早めに歯科に行った。
外れた歯は自分の歯ではなく、単なる差し歯であるとわかった。レントゲン撮影の結果、歯根に異常はなく、新たに土台と差し歯を作り直すことになる。
差し歯の寿命は保険治療の場合で7〜10年とか。脱落した歯の記録がブログ等にないが、おそらく10年前後と思われる。病院通いは好まないが、やむを得ない。
差し歯の外れた歯根を整え直し、上下の型取りをして、この日の治療は終了。抜歯→部分入れ歯、という最悪の事態も覚悟していたが、ダメージは最小限で済みそうだ。