2021年7月31日土曜日

じっと耐える日々

 延々続く酷暑とワクチンの副反応とが重なり、このところずっと散歩を控えていたが、やはり歩くのは健康の基本だった。夕方の気温が下がってくる頃を見計らい、昨日は久しぶりに近くの牧草畑周辺を散策。
 前日は刈り取られた牧草ロールがバランス良く散逸し、絶好の被写体だったが、一日経つと牧草ロールはきれいに整頓されていて、面白味は半減していた。ある瞬間をのがさず切り出す写真の難しさを思い知る。


 北海道では観測史上初となる連続8日間の猛暑日を記録。旭川市江丹別では38.4度まで上がり、道内の7月最高記録を97年ぶりに更新した。

 あまりの暑さで、玄関横の袖壁裏にキリギリスの仲間(ツユムシ?)がへばりつき、夜までじっと動かずに暑さを凌いでいた。
 南側にあるカエデの木にも、枝深くに鳥が長くとまっているのを最近よく見かける。強い陽射しと暑さから身を守り、体力消耗を防いでいるのだろう。虫も鳥もヒトも、ただじっと耐えている。


 夕方になって常用するMacBookが異様に熱くなり、冷却ファンがうなりを上げてフル稼働し始めた。めったにないことで、放置すると故障のもと。あわてて冷たいおしぼりを下に敷いて熱を冷ます。
 暑さに参っているのは生き物だけではない。