先週水曜(7/14)にネット予約した新型コロナワクチン集団接種の日だった。予約は13時半だったが、万一の体調悪化に備え、週初めの定番食品買い出しを早めの午前中に済ませた。
しつこい暑さも一段落し、この日の最高気温はギリギリ真夏日を回避して、29.9度。13時に車で家を出て、会場となる大規模イベント会場「つどーむ」へと向かう。
体調悪化を考慮するとバス利用が無難だったが、500台の無料駐車場があって車が断然便利。万一の場合は車を停めたまま対処しようと腹をくくる。
13時15分に着いて、控えコーナーでしばしの待機。札幌の高齢者接種はすでに山を越し、会場に大きな混雑は見られない。基礎疾患のある65歳以下の方も接種対象になっていて、若い姿が多く見られた。
13時半ぴったりに接種スペースへと案内される。本人確認、クーポン券確認、予診票内容の確認などが順にある。多くのスタッフがキビキビと小気味よく動いている。接種不正があったせいか、本人確認は厳重で、計3〜4回もあった。
体温測定と手指の消毒をやったのち、医師との面談。気がかりは昨年2月に罹った蕁麻疹のことで、当時の投薬リストを持参してみてもらったら、問題ないとの診断だった。
予診票チェックでは8年前の大腸ガン手術とその後の経緯を看護師から詳しく聞かれたが、医師からは何も指摘されなかった。
いろいろあって、13時50分にようやく接種。集団接種なのでワクチンは妻とは異なるモデルナ製だった。
痛みはほとんどなく、あっという間に終わる。その後15分間じっと待機し、特に変化がないため、最後の説明を聞いて終了となった。
外に出ると14時15分あたり。なにやかにやで1時間余が経過したが、そう大きなストレスではなく、帰路は普通に車を運転し、途中で午前中に買い忘れたアイスまで買ってきた。
帰宅後も体調に変化はなく、体温も平熱。最後にもらったリーフレットに「当日は激しい運動や過度の飲酒を避ける」とあり、迷ったが、入浴は軽めにして夕食時に発泡酒350mlを飲む。
その後も普通に過ごしていたが、接種7時間後の21時ころになって、突然の下痢が始まった。アルコールがよくなかったか、あるいは妻と同様のワクチン副反応か?と疑ったが、ひとまず常備薬の正露丸を飲むと、やがて症状は落ち着いた。
念のため体温を測ると36.7度(10分計測)。会場の測定で36.6度だったので、ワクチンによる副反応とは言えない。 因果関係は不明だが、接種後の死亡例もわずかにある。万が一のことを考慮し、「実家売却手続き」→「胃&大腸内視鏡検査」→「コロナワクチン接種」という重要度順にスケジュールを組んできたが、いまのところ無事に過ごせている。
明日いっぱいは体調悪化の恐れがあり、無理せず穏やかに過ごすよう医師の忠告を受けている。妻も3日目以降は、薄皮がむけるように平常に戻った。もう少しの辛抱か。