2021年7月10日土曜日

1年ぶりに家族BBQ

 コロナ禍でずっと自重していたが、新規コロナ感染者数が落ち着いているいま、1年ぶりに長男一家とBBQをすることにした。
 12時半に車でマンションまで迎えに行き、まず長男を拾う。途中の公園で習い事を終えた孫娘とお嫁さんを乗せ、家に戻った。

 家族で集まること自体が、3月上旬以来4ヶ月ぶり。見違えるように大きくなった孫娘が「ジイジ、会いたかったよ〜!」と、まるでドラマのセリフのようなことを言う。


 到着は13時過ぎ。出発前にウッドデッキには、常設BBRコンロの周囲に椅子やテーブル、炭等の準備を整えてある。昨年同様に南風が強いため、南側にはシートを張っておいた。

 ウッドデッキ横のラズベリーが食べ頃で、孫娘が目を輝かせた。ボウルを用意して一緒に採ることにする。炭おこしは長男に頼んだ。
 ラズベリーの棘に注意しつつ、食べられる実の状態を教えながら慎重に採取。やがて小型のボウルが一杯になり、いったん水で満たして虫を追い出す。食べるのはBBQを終えたオヤツの時間だ。


 13時半くらいから食材を焼き始める。予報は曇りだったが、気温は25度前後で、時折日も差す穏やかなBBQ日和。
 食材はいつも通りに焼き鳥、つみれ、フランクフルト、野菜類など。一通り食べたあとで、長男が買ってきた牡蠣、豚バラ、ステーキ牛の角切りなどの第2弾を焼く。
 孫娘は前半で満足して家の中に戻り、妻を相手に、ずっとオリジナル絵本作りをしていた。


 充分食べて、やがてオヤツの時間。まず孫娘にネット通販で取り寄せておいた知育菓子「たのしいおまつりやさん」を渡す。カルシウム配合で、合成着色料・保存料不使用というふれこみだ。
 4歳児にとってはややレベルが高く、一部私と母親が手伝いつつ、4種類のお菓子を順に作る。同梱の粉や粒キャンディを水で練って作るが、「とうもろこし」「チョコバナナ」が実物そっくりにうまく出来た。


 続けて大人を交えて、前夜から作っておいたラズベリームースに採れたての生ラズベリーをトッピングして食べた。
 3日前にも少しだけ試したが、この日はラズベリーがたっぷりあって、載せ放題。孫娘はお代わりを連発していた。



 夕方になぜか急な腹痛に襲われ、トイレに入りっぱなし状態になった。BBQの最後近くに食べた牡蠣があたったのか、それとも単なる食べすぎか?
 他の家族には異常がなく、夕食にラーメンや焼きオニギリなど普通に食べていたので、私だけの問題。その後は自重して、湯冷まし以外一切口にしなかった。

 見事な夕焼けが広がり、あたりも暗くなって昨年買っておいた花火をやろうと外に出たら、予報にない雨が突然パラつきだす。屋根のある車庫側は風が強くて花火には不向きで、次回に順延しようかと話していたら、前日から楽しみにしていたという孫娘がベソをかきだす。


 ウッドデッキ側に回ってみると、上部は遮光ネットですっぽり覆われているため、小雨や風の影響は全くない。水を張ったバケツは準備してあり、濡れた地面は逆に花火には好都合だった。ジャンパーを着て始めることにした。
 マンションや幼稚園、近隣公園では花火ができず、ずっと楽しみにしていた孫娘、最初は少しビビって大人の助けを借りていたが、後半になってようやく一人でやり始めた。


 楽しい時間を過ごして、21時少し前にお開き。孫娘は帰りの車中で寝てしまったが、今年は大人も含めて、誰一人昼寝をせずに乗り切った。
 正露丸を飲んで翌日13時まで絶食を貫いたせいか、私の腹痛はどうにか回復。調子に乗って若い世代と一緒になって食べてはいけない。腹も身の内である。