2020年6月28日日曜日

初めての置き配

 昼前に散歩に出ようと玄関ドアを開けると、玄関ポーチ横の小さな木製踏み台の上に 、見慣れたアマゾンの段ボール箱が置いてある。数日前に注文したドンブリセットだった。
 今日配達されることは事前にメール連絡があり、昨夜何気なくヤマト運輸の「置き配指定」オプションで、「車庫」を指定しておいた。
 これまでは置き配指定でも、在宅時には配達員から直接手渡されていた。今回はなぜか指定どおりに車庫内に置いてある。


 車庫そのものがオープンタイプのため、昨日からの雨模様で水濡れが心配だったが、特に問題なかった。
 しかし、置かれた場所が通りの正面からだと丸見え。こんなことなら、ポストに置き配案内の磁気プレートを前日から貼っておき、引戸があって施錠もできる物置を指定すべきだったと後悔した。
 梱包を解いてみると、特に破損や不足はない。注文したのは長崎の「西海陶器」というメーカーの品。径18センチ×高9センチのドンブリ5個セットで、1個ずつ模様が違う。藍色の和風柄がなんともいい感じで、月末までの5%還元適用品。送料込みで2,755円のお買い得だった。
 あとで気づいたが、アマゾンからは「確かに届けました」と、写真つき配達完了メールが届いていた。


 10年間使ったドンブリ2個セットのうち、最近になってひとつにヒビが入った。割れるのは時間の問題で、代替品をずっと探していた。
 これまでの品は径16.5センチで重さ370g。あちこち探したが同等品は見当たらず、一回り大きいドンブリに決定。いざ手にしてみると、以前より明らかに重い。平均620gもあった。


 さっそく昼食に野菜タンメンを作って使ってみる。ドンブリに余裕があるため、落ち着いて見える。実際に食べてみると、大半はテーブルに置いたままで済む。手で持つのは汁をすするときだけで、両手で持てば重さはあまり問題ではなかった。
 1個だけ梅柄で590gの品があり、他よりも軽いので妻が使うことになる。私は620gのシックな縞柄をひとまず使う。気分次第で別の柄を使うかもしれないが。

 結婚後45年が経ち、新婚時に買った食器類がごくわずかとなった。少しずつ買った他の食器もじょじょに欠けている。次の買い替え候補は、柄の違う皿が4枚しかないカレーライス用の深皿。
 毎日のことなので、食器を新しくするとかなりの気分転換になる。同じ料理も美味しく感じるから不思議。