2020年6月12日金曜日

リモートライブにメド

 昨日からリモートライブのテスト作業を集中的にやっている。いざ公開告知するとなると、より完璧な音や映像を届けたくなる。歌い手として、それが自然なこだわりだろう。

 気になっているのは、ギター伴奏の微妙な音割れ。アルペジオ伴奏のときは比較的問題ないが、ストローク伴奏だとまだ気になる。
 妻が主に使っているiMacに「LINE入力」の専用端子があることに気づき、ホストPCをMacBookではなく、iMacでやってみようと考えた。液晶が大きいので音量のモニター画面とライブ画面を同時に表示可能だし、載せる台も不要。
 これに伴い、歌う位置は普段iMacを置いてある机の前に変更した。

Zoomの録画機能から切り出した静止画

 ところが、問題は全く解決されず、むしろ悪化している。原因が分からず、ライブ用のダイナミックマイクを使っているせいか?と一時は考えた。
「リモートライブにはコンデンサマイクが最適」との記事もある。新たな投資になるが、今後を考えるとやむを得ない気もした。
 一夜明けて再度のテストを試みる。安定しないミキサー経由での入力をやめ、エフェクターからマイク音だけをLINEで入れてみた。ギターはLINEを使わず、生音を直接マイクで拾う。
 Zoomを起動するとき、マイク選択モードなるものがあることに気づく。デフォルトはPC内蔵マイクで、これをLINE入力に切替える。

 Zoomに同時録画機能があることにも気づき、音のチェックはこれでやった。動画から静止画を切り出すことも可能。ライブ音源や写真、動画を別機材で撮る手間が省けるというもの。
 Zoomを起動するとPCのヘッドフォンがなぜか使えず、エフェクターの出力端子を普段はメインPAとして使っているローランドのCM-30につないで、ぜいたくなモニターとした。


 やってみると、音が劇的に回復。ハウリングやギターの音割れは一切なく、エフェクターによるリバーブもきれいにかかる。マイクで拾っているギターの音に強弱をつけにくいのが難点だが、ほぼ公開レベルと判断していい音だった。

 あくまで主催者モードでのテストなので、外部参加者による再度のテストは必要。しかし、大きな進展であることは間違いない。今後、エレアコの使用を模索しつつ、HP等によるネット公開の準備にもとりかかりたい。