2020年6月5日金曜日

リモートライブに進展

 今日の散歩は南側の玉ネギ畑を一周するコースを数年ぶりに選んだ。自宅周辺では最も長いが、散歩にも日々慣れてきて、少し負荷の高い道を歩く気になった。
 出てすぐに散歩必須アイテム「傘(カラス防御用)」「デジカメ」「マスク」のうち、マスクを忘れたことに気づく。しかし、この日はコースの大半が畑で、人に出会う可能性はゼロに近い。そのまま歩くことにした。


 遠く手稲連峰を望む雄大なコースをぐるっと回って家に戻ると、40分近くが経過していた。途中、車3台とすれ違ったが、人との接触はナシ。
 携帯の歩数計は4,500歩ほどで、普段の倍近い。成人男子の歩幅は身長×0.45だそうで、自分の場合なら76センチほど。つまりは3.5キロ歩いたことになる。最終的なこの日の歩数は5,400歩で、中高年は1日7,000歩が理想らしいが、いずれそのうち。
 午後からは懸案事項のリモートライブのテストを再開する。その後の調べで、ビデオ通話ソフトは本来が会議用として設定されていて、声と楽器が入り混じる弾き語りの音源は、伴奏の楽器音を「周囲雑音」とみなして消してしまうらしい。
 前回Google Meetでテストした際、ボーカルは安定しても伴奏ギター音が途中から消える理由はこれだった。

 ネット情報を元にZoomのオーディオ詳細設定「連続的な背景雑音の抑制」をすべて無効化し、さらに「マイク音量の自動設定」のチェックも外す。
 Google Meetにはこの種の設定変更手段がなく、今回は汎用性の高いZoomを再度使ってみることにした。


 主催者側のPCはMacBook、Wi-Fi接続はWiMAXの高速モードで実行。前回同様にボーカル用マイクをエフェクターにつなぎ、ミキサー経由でMacBookにライン入力。ギターは同じくラインでミキサーに入れた。
 iMacにZoomをインストールし、予備アドレスで招待して擬似的な「参加者」とした。ハウリング回避のため、iMacのマイクはオフにする。参加者側の音声はヘッドホンでチェックし、最終的にはICレコーダーで録音して確認した。

 16時過ぎから19時前まで連続2時間半、休みなしでテストを繰り返す。
 Zoomによる最初のテストで問題のあったギター音のブレやバランスの悪さ、ネット接続の不安定、Google Meetで発生したギター音の消失など、各種問題は解決されていた。


 Zoomの時間制限は2台接続なので発生しなかったが、主催者と参加者の両方で使ったせいか、通信量が一気に2.45Gを記録。前回計測でも確認したが、1接続1時間で0.5Gは必要らしい。
 WiMAXの高速モードは月の上限値が7G。テストもほどほどにしなくては。

 エフェクターとエレアコの各種設定は通常のライブと同じでやれる。ミキサーはギターの設定がややデリケート。本番前にiMacを擬似的参加者にして事前テストするのが無難だ。
 エレアコは2台を弾き比べたが、やはりオベーションよりもヤマハが安定する。立ちっぱなしで少し疲れたが、ようやく本番で使えるメドがついた。