2020年5月10日日曜日

エッセイが新聞掲載

 各地に散らばっている3人の子供たちから、今年も思い思いの母の日プレゼントが届いた。長女と次男は定番のカーネーションで、長男だけが赤いサクランボ。ここ数年は花の重なりを避けて食べ物を選んでくれる。
 どっちにせよ、母の日を忘れずにいてくれる気持ちがありがたい。


 昨日のことになるが、地元紙夕刊の「陽だまり」という高齢者むけのエッセイ欄に、私の投稿が掲載された。

夢のもずく」と題し、亡き父と母との足掛け15年に及ぶ介護の日々を、母の死後に見た夢にからめて描いた。
 生前はあまり仲がよくなかった父母が、夢の中では仲睦まじく過ごしていて、私にもずくを振舞ってくれたという、実際に見た夢を題材にしている。


 このエッセイ欄は毎週土曜に2作だけが掲載される。過去に一度だけギター弾き語り活動に関する投稿をしたが、あえなくボツ。非常にハードルが高い印象だった。

 今回は推敲を繰り返し、新型コロナをからめたタイムリーな内容でもあったため、書いた時点で手応えは感じていた。読むこと書くことが大好きだった亡き母にも、よい母の日プレゼントになったと思う。
 投稿関連はハズレ続きで意欲を失っていたが、昨秋の孫娘の写真自慢掲載を機に、このところ当たりが続いている。
 コロナ巣ごもり生活は長期戦になりそうで、ギター弾き語り活動も当分やれそうにない。時間だけは充分にあり、しばしやってなかった「書くこと」「投稿すること」を本格的に再開せよという、天からの啓示かもしれない。