2020年5月31日日曜日

擬似リモートライブ

 昨日に引き続き好天で暑く、札幌は27.7度を記録した。玄関横のチューリップも最後の艶やかさを競っている。
 昨年掘り起こして株分けし、親株の花はほぼ終わったが、子株がいま咲いている。始めは白いが、陽気と共にだんだん紅く濃くなってくるのが不思議。
 今年は親株で7輪、子株で7輪、計14輪咲いた。改良種でけっこう高かった記憶があるが、いい買物をした。

 チューリップ横に蒔いたつまみ菜も陽気につられて芽を出した。枝豆はまだ芽を出す気配がない。どうした?


 午後から2階スタジオでリモートライブの調査を延々やった。

 内蔵マイクだと音が安定しないため、普段ライブで使っているボーカル専用マイクを使うことにする。
(PC内蔵マイクは会議用に特化されているらしい)
 MacBookのヘッドホン端子に接続するが、Macのシステム環境設定〜サウンドから「オーディオポートの使用目的」を「サウンド入力」に変えてやるとマイクがつなげる。

 マイク端子が標準ジャックで直接はつなげず、エフェクター経由で接続した。いろいろ試して、最終的にはエフェクターからミキサーにつなぎ、ギターもミキサーにつないで音量調節。


 ビデオ通話ソフトはこれまで最も安定していたGoogle Meetを使用。Wi-Fi接続は高速のハイスピードエリアモードに設定した。
 Gmailを利用していない参加者にも使えるか調べるため、内蔵カメラがついたiMacを起動し、ヤフーのアドレス宛に参加メールを送ってみたが、あっさりつながった。

 以降そのiMacを「参加者」とみなし、2台のMacを並べて擬似的なオンラインライブをやりつつあれこれ試す。
 iMacにヘッドホンをつなぐと自分の弾き語りを参加者モードでモニターできたので、ICレコーダーに録音して検証した。


左がエフェクターで右がミキサー

 その結果、ボーカルは問題なく聞けたが、ギターの音がまだ安定しない。アルペジオ系の曲になると、ほとんど消えてしまうのだ。音ズレは解消されたので、ミキサーやビデオ通話ソフトの設定を再度チェックする必要がある。
 少しずつ進んではいるが、本格運用にはまだまだ時間がかかる。

2020年5月30日土曜日

グラジオラス植えた

 午前中から気温がぐんぐん上がり、札幌アメダスでは15時近くに今季最高の29.9度を記録。全道各地で30度突破の真夏日を記録したらしい。
 ついこの前のリラ冷えがウソのような暑さで、散歩の途中で着ていたベストを脱いだ。土手のエルダーの花もピークをやや過ぎて、一部が実になる準備を始めた。


 少し涼しくなった夕方に、昨日近隣のスーパー店頭で買ったグラジオラスの球根を植える。田舎に住んでいたころに自宅周辺で咲いていて、可憐な姿と鮮やかな色合いが好きだった。
 植える機会をうかがっていたが、最近になって春植え球根であることを知る。あわてて園芸店や100均ショップを探したが、どこにも売ってなく、ようやく近くのスーパーで探し当てた。

 取説によると、赤、白、黄、桃、紅の5種類が1個ずつ入っているらしい。植える場所は通りから目立つ玄関横のスペースに決定。そばにはまだチューリップが咲いているが、そろそろ終わる。夏には主役交代となるだろう。


 午後からリモートライブの外付けマイクテストをしていたら、急にWi-Fi接続が重くなり、そのうちどのサイトにもつながらなくなった。ルーターのリセットやPCの再起動をやっても回復せず、他に2台あるMacやタブレットで試しても症状は同じ。

 ちょっと困って、WiMAXの接続を「ハイスピードエリアモード」に変えてみた。以前にもOSのアップグレードで試したことがあったが、こちらはスマホと同じ4G LTE通信を使っているらしく、一発でつながった。しかも速い。
 通信速度を測ると100Mbpsも出ていて、速いはず。1ヶ月7G以内という通信量制限があり、ちょうど月の変わり目でしばらくは使えそうだが、安全のため「通信モード自動切替」に設定を変えた。

 夜になって通常モードを再度試したが、相変わらず重くてつながらない。一時的な障害だと思いたいが、このまま復帰しないと面倒なことになりそうだ。
(その後WiMAXの公式サイトで「札幌市の一部地域で通信障害発生」と発表されていた。復旧時期は不明だが、理由が分かってちょっと安心。→午前1時ころにようやく復旧)

2020年5月29日金曜日

リモートライブを試す

 昨日の長男夫婦とのZoom勉強会で決まったリモートライブのテストを14時から実施。届いていた会議予約メールの該当部分をチェックすると、ただちにZoomが起動して参加できた。
 この日のホスト(主催者)は長男のお嫁さん。私は単なる参加者だが、ビュー画面の切替えはホスト以外でも自由にやれる。

 2階スタジオにMacBookやマイクスタンド、PAなどをセット。歌う位置は窓からの自然光を正面に受ける吹き抜け上部を選択。テーブルもあって台を介してPCを見やすい位置に置け、電子譜面との位置関係も好都合だった。
 すぐに歌い始めたが、特にストローク系の曲の場合、音ブレが激しくて聞き取りにくいという。ボーカルが中心となるアルペジオ系の静かな曲は問題なく聞けたようだ。


 途中からエレアコのラインケーブルを外して生音に切り替えたが結果は変わらず、次にギターそのものをヤマハのアコギタイプに換えたら、音ブレがかなり改善されたらしい。
 推測だが、単音を順に繰り返すアルペジオ奏法に比べ、6弦を一度にかき鳴らすストローク奏法では、音を再現しきれないのかもしれない。

 ボーカルは「PA経由リバーブあり」「PA経由リバーブなし」「PAなしの生音」の3つを試したが、ギターの音ブレとの相関関係はなく、普段より音量を上げたほうが聞きやすいという判定だった。
 途中で「ネット接続が安定しません」とのメッセージが何度か出て、そのときは音や映像が一瞬途切れたという。おそらくこちら側のWi-Fi接続速度の問題と思われる。
 終了後にこの日の回線速度を調べてみると、6.9Mbps。普段は10Mbps以上出ているので、リモート勤務増加で回線が混んでいるのか確かに遅い。月7Gまで使える高速モードでやればよかったと反省。
(Zoomの使用推奨速度は20Mbpsという情報あり)


 いろいろ試して、現状のZoomではライブ本番に使えないと判断。いったん会議を終了し、次に最近案内がきたビデオ通話ソフト「Google Meet」を初めて試すことにした。
 以前は有料だったが、コロナ禍を機に4月末から無料開放されたという。Gmailに先日自動インストールされていたので、クリックして会議室を開く。長男のお嫁さんをメールで招待したら、あっさりつながった。
 仕組みはZoomと大きく変わらず、操作は迷うことなく進む。同じ設定で歌ってみると、Zoomに比べてギター音の音ブレがなく、格段に聞きやすいという高評価。映像も鮮明で、こちらは実用に耐えられそうな感じだ。
 計1時間近く試してテスト終了。通信量を調べると、Zoom40分で0.42G、Google Meet20分で0.08Gという結果だった。Google Meetが軽めだが、どちらも大きな負荷ではない。
 MacBookのスリープ設定は普段通り5分のままで、会議中にスリープすることは一切なかった。

 いろいろ試してみたが、実際に聴き手を対象にリモートライブをするなら、現時点で有力な通話アプリはGoogle Meetか。Googleアカウントを持っていないと主催者にはなれないが、単なるゲスト参加者ならアカウント不要。
 最大参加人数は100名、会議時間は最大60分(9月末までは無制限)、無料会員は録画機能を利用できない。
 ハイスピードモードでのWi-Fi接続やSkypeなど他のビデオ通話ソフトも今後試してみたい。

2020年5月28日木曜日

Zoom勉強会

 午後から長男のマンションに出かけた。途中にある郵便局で来月分の食費をおろし、トライアルに寄って珈琲などの定番食料品を買う。
 人々のマスク装着率は高いが、緊急事態宣言が解除されたせいか100%ではなく、同年代男性のノーマスク姿がけっこういる。高齢無症状患者のウイルスバラマキ率は高いと聞くが、これで大丈夫なのか?

 長男の家に行くと、孫娘がiPad miniによるリモート英会話授業の真っ最中。ここでもZoomが使われていた。いまやビデオ通話ソフトの定番である。
 1時間のレッスンがちょうど終わるところで、私の登場で孫娘の集中力が切れてしまった感じ。最後はカメラに向かって私も「バイバ〜イ!」と手を降っておしまい。


 終了後に遠方の姉から託された手作り布マスクを渡す。子供用もちゃんとあって、来週からようやく孫娘の幼稚園が始まるので喜ばれた。

 私からは昨日作っておいたラズベリージャム。冷凍してあった分のうち、ラズベリーアイス2回分の400gを除いて、残り500g全部を使った。グラニュー糖は150gにし、甘さ控えめ。みんなの大好物だ。


 その後息子とお嫁さん、私の3人でZoomの勉強会をやる。実はお嫁さんも自宅でZoomを使った仕事の準備をしている。これまでは参加するだけだったが、いよいよホスト役で仕切る必要が出てきたらしい。
 ホスト役としてリモートライブを仕掛ける構想がある私と同じ立場で、ならば一緒に勉強しましょう、と話がまとまった。

 まず私がホスト役(主催者)となってお嫁さんと息子をメールで招待。届いたメールのリンクをクリックするだけでミーティングに参加できる。
(Zoomがインストールされていない場合は、ブラウザからでも参加可能らしい)
 ホスト役の画面には参加者を「許可」するボタンが表示され、ホスト役がクリックすると会議に参加できる仕組み。


 個別と全体のビュー画面切り替え方法、小さな個別画面をメイン画面にする方法など、試行錯誤でなんとなくやれた。Windowsのノーパソより、iPadのほうが画質がよいことも確認できた。
 同じWi-Fi接続でやっているため、音がハウリングして聞きづらかったが、かなりほぐれてきた感じはする。明日はお嫁さんがホスト役となり、午後から本来の遠距離によるミーティングを開催する予定で、すでに会議招待メールが届いている。

 大人3人が熱心に勉強している横で、孫娘はおとなしくお絵かきで遊んでいた。初めて私の絵を描いてくれたが、なかなかしっかりしたタッチだ。ちゃんとメガネもかけている。
 爺バカだが、幼稚園に通い始めれば、まだまだ伸びそう。

2020年5月27日水曜日

リモートライブを画策

 リアルライブの実施が当分無理そうなので、ネットを使ったリモートライブを画策中。実際にやれるかどうかは別として、準備だけはしておく。
 かって仕事でCADによる作図、インターネットによる住宅設計、ホームページでの創作活動など、手探りから始めて、いずれも結果となって結実した。新しい試みは決して無駄にはならない。


 リモートライブに必要なビデオ通話ソフトはいくつかあったが、汎用性や音のよさから、ひとまずZoomを選択。最新版をインストールし、あれこれ試す。
 スピーカーは3台あるMacのすべてに、カメラとマイクは2台に内蔵されている。新たな投資は必要なく、フットワークのよい軽量のMacBookを使うことにした。


 1階のテーブルに置いてテストしたが、映像や音声は問題ない。実際に使う2階スタジオでのカメラや電子譜面位置、マイクやPAの調整はこれから。オンラインでのテストも今後の課題だ。

 実現すれば移動に伴う時間ロスや交通事故等のリスクがゼロになり、もちろんコロナ感染リスクもゼロ。いろいろとメリットが多い。正式告知までにはまだ時間がかかりそうだが、何とか完成させたい。

2020年5月26日火曜日

コロナ前後の世界

 北海道の場合、新型コロナ禍に伴う緊急事態宣言は2月末に出された。法的な根拠はなかったが、そこから事実上の「巣ごもり隠遁生活」が始まり、現在に至る。
 宣言は今日から解除されたが、現実問題として札幌市の解除は早すぎる。オカミの言いなりになっていると痛い目にあう。当分はコロナに備えた自粛生活を続けるつもりでいる。

 この3ヶ月の隠遁生活で変わったこと、あまり変わらなかったことそれぞれあるので、思いつくままに列記してみる。
変わったこと

日々の散歩と運動
 4月上旬の原因不明微熱傾向の対策として始めた。自律神経回復を意図していたが、これがなかなか快適で、その後体調は回復。現在も継続中だ。
 努めて散歩をしていた時期もかってあったが、やはり歩くことは健康にいいと悟った。コロナ禍がもたらした想定外の恩恵。

マスクとうがい&手洗い、消毒
 いずれもウイルス感染予防対策。マスクは洗って10回は再利用しているので、その手間も発生する。隠遁生活でもっとも煩わしくなった生活習慣がこれ。
 しかし、最近はかなり慣れてルーチン化してきた。以前から外出時には帽子をかぶっているが、マスクはその延長行為と考えたい。


外食しなくなった
 コロナ禍前からライブハウス系やカフェ系の場からは遠ざかっていたが、月に2回は行っていた回転寿司はテイクアウトに変わり、年に2回ほど行っていたしゃぶしゃぶには、今年一度も行っていない。
 加齢と共に「我が家が一番くつろげる」といった価値観へとじょじょに移行しつつあり、回転寿司もテイクアウトのほうがいい面が多い。モノは考えようか。

ライブがなくなった
 昨年の場合で月に2〜3回ペースで演っていたライブがゼロになった。それに伴って、歌の準備や終了後のライブ記録も不要に。コロナ禍到来で最も変わったのは、これかもしれない。
 歌は飛沫そのものであり、主に歌っている場が感染リスクの高い介護施設系なので、この傾向は当分続くだろう。
 弾き語りの練習そのものは定期的にやっていて、いつ声がかかっても応ずる準備はできている。自宅練習だけでは得られない「ライブ」という緊張感を疑似体験するべく、目下別の手段を模索中。
変わらないこと

 実は多くの事柄がコロナ禍以前とあまり変わっていない。元来が家の中でひとり黙々と何かを続けることが好きな体質だからだろう。妙なハナシだが、自分が巣ごもり隠遁生活に向いていることを再認識した。
 食べる量、アルコール量など以前と同じで、体重も変わっていない。テレビ視聴、ネット閲覧、読書、DIY関連など、それぞれに割く時間も以前とあまり変わっていない。
 一時就寝時間を早めた時期もあったが、最近は以前の1時半前後に逆戻り。昼寝はしたりしなかったりで、これまた以前の傾向と大きく変わっていない。
 孫娘を中心とした家族交流は昨年同時期よりもたぶん減っているが、母の葬儀や法事を中心に、定期的に顔は合わせている。サッカー子守がない分、体力的には楽かもしれない。

 総合的には、コロナ禍到来で「ストレスが溜まってもう限界」とか、「コロナ鬱」「コロナDV」「コロナ不和」など、巷で騒がれている負の面とは無縁の生活を送っている。
 未曾有のコロナ禍が、長年続けてきた事業を70歳を機に完全引退して身軽な生活に切替えた直後だったのが、結果として大きかった。
 いつウイルスを拾うか…、といった漠然とした不安感は当分続きそうだが、知恵と工夫で備えつつ、粛々と暮らしていく。

2020年5月25日月曜日

ポスト表札改変

 玄関ドア横に設置してある大型ポストの投入口には、自作の表札を貼り付けてある。パソコンで画像やテキストを配置し、プリントアウトしたもの。
 ずっと事務所名も併記してきて、事業の終了に伴って、住所と名前だけに変わった。

 ところがインクジェットプリンタのせいか、経年で色が薄くなる。その都度印刷し直してきたが、昨秋に特注の樹脂製大型表札を設置してから、ポスト投入口に名前を記す必要性がなくなった。
 そこで用紙の端部がはがれてきたのを機に、ポスト投入口のデザインを一新することにした。


 紙の用紙を板にボンドで貼り付け、透明シートで覆ってきた体裁を改め、白いプラ板に変更。使っていない白いカタログフォルダを転用した。
 名前の表記をやめ、住所のみに変更。プリンタでの印刷をやめ、手持ちのレタリングシートと古いカレンダーを切り貼りした。

 全体を透明な粘着シートで覆って完成。レタリングシートは変色には強そうだが、カレンダーは印刷物なので、変色する可能性がある。いずれは防水シール等に変更するかもしれない。


 珈琲タイム後に庭仕事を少しだけやる。昨夜の豪雨で家庭菜園に目立ってきた小石を拾って処分し、ついでに雑草も抜く。

 続けて西の空地に散逸するムスカリを掘り出して集め、玄関横のチューリップ周辺に植え替えた。もともとは南側軒下に植えてあり、昨秋に全て抜いて砂利と入れ替えたもの。
 ムスカリの生命力は強く、空地に放っておいても、雑草の中でしっかり根づいて芽を出した。今年の花は終わりだが、来春にはチューリップと共に花を咲かせるだろう。

2020年5月23日土曜日

優雅なテイクアウト

 昨日は南側家庭菜園の一部に、間仕切り的なレンガ道を新たに作った。
 昨年の車庫建替え工事で撤去したアプローチや玄関ポーチのレンガの多くは、敷地境界や花壇の境界として有効に再利用したが、欠けたりモルタルが付着したりで見栄えの悪いものは北側軒下に残してあった。
 それらも有効活用するべく、目立たない菜園西端に並べて、植え替える必要のないカモミールとの境界にしようと考えた。

 一部に半割したレンガも混じっていたが、一定のリズムで並べることで配慮。過不足なくぴったり収まった。今後菜園の水やりや雑草抜きの通路として立派に使える。
 ついでに、冬の間にゆがみが出た境界レンガの位置や高さを微修正。水をまいてブラシで汚れも落とした。


 レンガ並べは力仕事で、思っていたよりも疲れる。今日はうかつにも、昼近くまで寝過ごした。外仕事は完全に休み、午後から散歩をかねて妻から頼まれた買物をしに近くのスーパーまで歩く。

 入口には「必要最低限人数で、マスクの着用を」との貼り紙がある。それでも店内でノーマスクの姿を時折見かける。君子危うきに近寄らず、極力離れて身を守るしかない。


 夕方には回転寿司のテイクアウトを利用。今回で4度目となり、要領にも慣れてきた。
 取りに行く時間は食べるギリギリが作りたてで美味しいと気づき、18時を指定。14時半にメールで注文し、16時に先方から確認メールが届いた。

 支払いは妻のカード払い。受け取りは店頭で予約番号を告げるだけでOKだ。家に戻って枝豆や天ぷら、ビールと共にゆっくり食べる。テイクアウトならではの「優雅さ」かも?

2020年5月21日木曜日

庭いじり畑仕事

 明け方に3.1度まで下がって、今朝もタイマーで暖房ボイラを点けた。2時間ほどで消したが、まだまだ寒い日はある。いわゆる「リラ冷え」というヤツである。
 昼近くになって気温が少し上がってきたので、今日も午後から庭いじりやら畑仕事に励む。


 まずは西側にあるラズベリーの始末。枯れた枝はすでに剪定したので、周囲を囲むロープの張り直しをやった。
 放置すると枝が周囲に広がって通行もままならなくなるため、昨年から周囲に古い胴縁材で木杭を打ち、ロープで囲って枝を束ねるようにしている。そのまま冬囲いにも使えて便利だが、冬の間に緩んだロープを締め直し、木杭の打ち直しも一部やった。

 続けて同じ手法で束ねている北側駐車場横のアジサイのロープも張り直し、木杭を1本追加。
 作業中に西側のミズナラ根元に植えたスズランが咲き始めたのに気づく。かまってやらないせいか、増える気配がない。せめて周囲の雑草だけは抜いておこう。


 珈琲タイムをはさんで、夕方から家庭菜園に枝豆とつまみ菜の種をまくことにする。数日前にカッコウの鳴く声を聞いた。種をまく時期到来である。

 畑の準備はすでに整っているので、まずジョウロでざっと水をまいたあと、土の塊を手で砕きつつ、10ヶ所に枝豆の種(大豆)をまく。大豆は最低限必要な分を昨年、西側の空地に作った臨時菜園で育てた枝豆から採取ずみ。
 1ヶ所あたり3粒で、時期をずらして3度に分けてまく予定。山鳩対策としてペットボトル利用のカバーをかぶせ、ジョウロで水をやる。


 続けて菜園の東端、細ねぎの横につまみ菜として食べる予定の「山東菜」の種をまく。当初は体菜(タイナ)をまくつもりでいたが、園芸店で袋の写真を見て気が変わった。つまみ菜を育てるのは初めてで、まずはお試し。
 こちらは50センチ間隔での筋まき。枝豆同様に時期をずらして何度かにわけてまく。


 夕食はいただき物のそら豆を使ったそら豆ご飯。多めに茹でて、ビールのつまみとしても食べた。
 長く楽しんだそら豆、まだ冷凍した分が少し残っている。楽しみは続く。

2020年5月20日水曜日

午睡はほどほどに

 年のせいか、昼食を食べると眠くなる。自律神経を正常に保つには、午睡(昼寝)は15時前に終わらせるのが理想とか。
 最近は眠くなっても携帯アラームを設定して、寝すぎないよう注意していたが、昨日はあちこち動き回り過ぎて疲れ果て、遅い昼食後に2時間近くも寝てしまった。

 その反動で昨夜は目が冴えて眠れず、いったん布団に入ってまた起きるなどして悪あがき。明け方4時近くになってようやく眠れた。

明け方に2階から見た見事な朝焼け

 今日は午睡そのものを控え、午後から春の剪定を終えた庭木の枝をまとめてしばる。さらには、北側駐車場横にあるアジサイの枝を剪定し、こちらは45Lの大型ゴミ袋に入れた。
 今年最初の木の枝ゴミ収集は1週間後。余裕で準備が整った。

 ついでにミズナラの根元に植えたスズラン周辺の雑草をていねいに取る。昨年同様に長い草取り鍬が大活躍。電動草刈機の出番は今年もないかもしれない。


 ふと気づくと、時計は16時を回っている。家庭菜園や庭木の手入れを始めると、時間はあっという間だ。
 いったん家に戻って珈琲タイム。一息ついたら元気が復活し、庭いじりの続きをやる気になった。

 20年前の新築時に植えたシバザクラがカエデの木の影になって、生育が悪い。放置すると消えてしまいそうなので、先日植えたジューンベリーを囲む位置に全て移植した。
 濃淡のピンク2種類が、どちらもかろうじて残っている。うまく根づけば、通りからの見栄えもよくなるはずだが…。


 術後7年目に突入した大腸ガン、2年目からは年に一度の転移&再発検査を受けてきたが、例年3〜4月がその時期にあたっていた。
 ところが今年はコロナ禍と母の死とがぶつかり、自身の正体不明の微熱傾向も重なって、受診のタイミングを完全に失っていた。

 そもそも長い待ち時間を強いられる病院待合室は感染リスクが高く、わざわざコロナを拾いに行くようなもの。緊急性の低い通院は避けるべき、とニュースでも繰り返されていたが、はてさて我が身の定期検査が果たして不要不急なのかどうか、自分では判断不可能である。
 そこで自分の体調や周辺事情、心境などを率直に手紙にしたため、主治医宛に封書で送った。これが3日前のハナシ。
 今日になって病院の看護師さん経由で電話連絡があり、今年の検診は8〜10月の適当な時期を選んでくるようにとのこと。
 術後7年で病状に重大な変化はないが、今年は大きくなり始めたポリープの一部を除去手術する予定がある。

 ひとまず緊急事態宣言下での通院は回避できたことになるが、秋にはコロナ第3波がやってきそうな予感がしてならない。だとすれば、8月の早い時期に受けるのが得策か。
 第2波の収束傾向もうかがいつつ、受診の時期を決めたい。

2020年5月19日火曜日

ライラック復活か?

 1週間くらい前から、頭にイボがいくつか出始めた。昨年11月にも同じ症状で何回か皮膚科に通った。その1年前にも罹っている。イボはやっかいな持病のひとつだった。
 放置すると治療が長引くので、漠然としたコロナ不安はあったが、早めの通院を決断。火曜日は午前中診察のみで、受付ギリギリの12時過ぎに行った。

 出たついでに溜まっていた雑事や買物も一気に済ませることにし、まずは皮膚科近くの郵便局で軽自動車税と実家の電気代を振り込む。
 その後皮膚科のあるビルの共同駐車場に入ったが、車が2〜3台しか停まっていない。30台は軽く停められるが、平日の昼にこれほど空いているのを見たことがない。
 案の定、皮膚科にも患者の姿はなく、待ち時間ゼロ。窒素ガスによる処置が、あっという間に終わる。感染リスクの高い病院は通院者が減っていると聞いていたが、その通りの閑散状態だった。

右側が一般の3層不織布マスク

 その後、近くのビッグからトライアルへと回り、定番食料品や米を買う。肉や魚は家で待機していた妻と携帯で連絡を取りながら選んだ。
 最後にトライアル2階の100均ショップであれこれ調達。「短時間の滞在を」「職員を減らしています。なるべく質問しないで」等々、この時期にあまり店に来て欲しくないようなニュアンスの放送が繰り返されていた。
 家に戻ると、何かと話題のアベノマスクが届いている。札幌でも配布が早い地域に指定されたようだ。
 汚れはないが、市販の不織布マスクと比べると、やはり小さい。子供用としてならギリギリ使えるか?

 実は最近、遠方の姉から大量の手作りマスクが届いたばかり。子供用もあってサイズ的な問題もなく、いかにも間が悪い。安価な3層不織布マスクも先日大量に入手した。支給マスクは使わずに、このまま寄付しようかと思う。


 ネズミ被害で枯れてしまい、19年育てた裏庭のライラックを昨春に伐採したが、その際に小さな若芽(ひこばえ)を見つけ、わずかな望みを託して南西の角に移植した。

 それから1年が経過。最近になってその細い枝から新たな芽が出ているのを発見。まだまだ小さいが、何とか育てて再生させたい。
 同じくネズミ被害を受けたレンギョウやラズベリー、細ネギも必死の手当で奇跡的に復活した。手痛いダメージを受けても、やり方次第で回復は可能。望みを失ってはいけない。

2020年5月18日月曜日

ジューンベリー購入

 昨年の車庫建替えにより、玄関ドア横にはチューリップしかなくなり、なにか手頃な庭木が欲しいと思っていた矢先、「ジューンベリー」なる庭木の存在を知った。
 耐寒性があって病害虫に強く、成長が遅いので手間がかからない。春に白い花が咲き、夏には甘い実がなる。秋の紅葉が美しい。
 いろいろと利点がそろっていて、シンボルツリーとしてお勧めらしい。
 北海道ではなじみが薄く、これまで見かけたことはない。近くの大型ホームセンターをあたったが、「入荷していません」とすげない。
 次にネット通販を探してみた。アマゾンや楽天でいくつか見つかったが、どこもかなりの値段。メルカリを探してみると、45センチの低木が送料込み2,300円で出品されている。迷わず買った。


 落札は一昨日で、今日の午前中にメルカリ便で早くも届く。ネット通販で植木類を初めて買ったが、廃棄ダンボールを加工して上手に梱包されていた。
 生きているものなのでただちに梱包を解き、水を与える。ポットが濡れた新聞紙とレジ袋でくるまれていて、状態はとてもよい。
 枝ぶりや新芽の数など、他のネット通販と比べて遜色がなく、しかも安い。いい買物をした。


 BS映画の「飢餓海峡」を見届けたあと、夕方になって玄関横のスペースに移植した。午前中の一定時間は隣家の影になるが、10時くらいまでと午後は陽があたる。通りからよく見える位置にあり、シンボルツリーとしては絶好。

 春先は強い風の絶好の通り道になるので、木の周囲に短いタルキを3本打ち、上端をヒモで囲って風対策とした。これで不足の場合、下端をビニールで囲うかもしれない。
 今年の花と実は無理としても、秋の紅葉と来夏の収穫に期待したい。

2020年5月17日日曜日

木部塗装に柿渋

 少し前にアマゾンのネット通販で買ってあった柿渋を木部の塗装に試すことにした。
 これまで木部塗装には、ドイツ製の自然素材系塗料「プラネットカラー・ウッドコート」を主に使ってきた。塗りやすくて安全だが防腐効果はないため、部分的に木酢液や防腐&防虫効果のある水性樹脂塗料も使った。

 昨年の車庫&物置建替え工事で木酢液以外はほぼ使い切り、在庫がない。雪が解けて物置北側の木壁下端が一部カビているのを発見。雪で常に濡れていて、陽も当たらない箇所だ。玄関ドア内側にも同じく薄いカビが発生している。
 カビはグラインダーで簡単に取れそうだったが、塗り直しが木酢液だけでは見栄えが悪い。プラネットカラーを買い直せばよいが、大規模な塗装は当分なく、調べるうちに日本古来の天然素材である柿渋を初めて試す気になった。


 木部の塗料や染料として使え、安全無害。欠点である臭いを処理した品を見つけ、価格は500mlで1,091円と手頃。2本買うと2千円以上となって、送料450円はかからない。
 色はプラネットカラーで常用しているマホガニーとほぼ同じで、補修にも充分使えそうだった。

ターナー 無臭柿渋 500ml」アマゾン

 まずグラインダーでカビを取り除き、続いて柿渋を刷毛で塗った。粘りが全くなく、非常に塗りやすい。取説には「水で2倍に希釈して塗る」とあったが、今回は補修で色をあわせる必要があり、原液のまま塗った。


 1回塗ったあと、ウエスで軽く拭き取って2度目を塗る。数日で色が濃くなるらしく、このまま様子を見ることにした。刷毛は水洗い可能で、後始末は簡単。
 同じ要領で玄関ドア下端も補修した。色はこちらのほうが現時点では馴染んでいる。

 取説によれば、原液で1Lあたり10m²塗れるらしい。プラネットカラーが0.75Lで6千円弱。これで15〜20塗れる。
 コスト的には柿渋がずっと割安で防腐効果もあり、扱いも簡単。木部塗装は今後柿渋が標準になるかもしれない。

2020年5月15日金曜日

相続手続き

 母の戸籍に関する幌加内役場への申請書類一式が整ったので、昨日の夕方郵便局に出かけた。定額小為替や返信用切手などを買い、その場で封印して投函。
 出たついでにホームセンターやジョイフルに寄って必要な品を素早く購入する。好天のせいか、道沿いにある公園には小中学生のグループが多数たむろしていたが、誰一人マスクをしていない。
 ホームセンターでも高齢者のマスク着用率は100%近いが、若い男女のノーマスク姿が目立った。この分では仮にコロナ第2波が収まったとしても、すぐに第3波がやってきそうだ。

 帰宅すると、4月21日に手続きしたゆうちょ銀行の相続関連書類がようやく届いていた。2週間で届くことになっていたが、数えると23日もかかっている。途中に大型連休があり、コロナ禍で人員が減っているせいだろう。こんな時期なのでやむを得ない。


 今日は2つの銀行の相続手続き書類をまとめて記入し、印鑑証明書や戸籍抄本など、他の必要書類のチェックをする。
 誤記は許されないので、非常に神経を使う。結局全部は終わらず、遺産分割協議書作成や身内宛の連絡は明日以降に持ち越した。
(2日後にようやく投函終了)
 夕食にはそら豆を茹でて食べた。多めに茹でて、余った分は冷凍保存している。やはり焼くよりも茹でたほうが美味しい気がする。皮をむいて切れ目を入れる手間はあるが、茹で時間が3分と短いのは利点。
 このところの気温の上昇で、早くも芽が出そうな気配。残った分は皮のまま冷蔵庫に保存した。そら豆ご飯も早めに食べたいが。

2020年5月13日水曜日

妄想カラスに備える

 西側空地のエルダー(ニワトコ)にツボミがつき始めた。カラスの営巣と子育てが始まる時機到来で、巣立ちが終わるむこう2ヶ月くらいまでは要注意だった。
 自宅周辺に散歩コースの多くにはカラスが営巣する高い木があり、普通に歩いていても近づくだけで襲われる可能性がある。
 そこで今日から散歩には傘を持参することにした。まだ必要とはしないが、杖代わりにもなる。

 今日は南西の散歩コースを歩いたが、カラスが群がる木の近くでは安全のため傘をさした。さっそくカラスが威嚇にやってきたが、難なくやり過ごす。

珍しいピンクのチューリップが美しく咲いた

 昨日の法要中、母の戸籍謄本に関して問合せていた幌加内町役場から電話があった。メールで依頼したのは4月末だが、その後なんの連絡もなく、連休明けに封書で再度の問合せをしていた。

 担当者が言うには、翌日にメールで返答しているという。帰宅後に調べたら、なんと迷惑メールフォルダに入っていた。今日はそのメールに従い、必要書類を整える。
 同時に問合せた越前市と要領はだいたい同じで、メール添付で送られてきた申請書をプリントして記入。免許証コピーのほかに1,500円分の定額小為替と切手280円分が必要だったが、昼近くに急に雨が降り出す。出かけるのはやめにした。

 午後になって連休中に申請した越前市からの古い戸籍謄本2通が届く。生前に母から聞かされていたことや、全く知らなかった事実がいろいろ明らかになって驚く。小説の題材にもなりそうな波乱の人生だった。


 雨の音を聞きながら、ラジオで偶然耳にして惹かれた手嶌葵の「懐かしい街」という曲を練習する。谷山浩子の共作詞作曲で、この時期だとちょっと泣ける。
 歌詞はネットで見つかったが、コードがどこにも見当たらず、やむなく耳コピーで拾った。オーソドックスなフォークの定番コードで、そう難しくはない。

 3ヶ月近くもステージから遠ざかっている割に、喉の調子は決して悪くない。今後いつどこでどんな形で人前で歌えるのか、現時点では全くわからないが、イメージとしては開かれた場で広い聴き手を対象に歌いたい気がする。早くて秋以降になるだろうか?

軒下からカエデの根元に移植したムスカリ