2016年9月5日月曜日

代車の燃費に驚く

 昨秋に車検を頼んだ整備工場からハガキが届いた。1年点検をしませんか?との案内DMだったが、軽自動車の場合、通常整備費8,000円のところ、特別価格で4,000円だという。
 8年前に車両保険業者の紹介で車を買って以来、車検や整備、冬タイヤの購入など、全てこの工場に任せていた。今回もそのつもりでいたが、半額とは安い。
 いつもは自宅まで車を取りに来てくれ、代車を置いて、整備が終わると届けてくれる。さすがにそのサービスはないだろうと電話してみたら、案の定工場持込みが条件。しかし、軽自動車にはない代車サービスはつけてくれるそうで、すぐに予約した。

 今日の午前10時までに持ち込む約束で、事前に調べてみたら、自宅から工場までは20キロ強。裏道を通れば、30分ほどで着く。たまに通る道なので、迷わずに着いた。
 指定された代車が、新車のダイハツムーヴ。まだ3,500キロしか走っていない。当然のようにオートマ車で、マニュアル車にこだわる私には非常に乗りにくいが、そんなことは言ってられない。

(エンジンスタートはブレーキを踏みながら…)
(右がアクセルで左がブレーキ。左足は一切使わない…)
 などと自分に言い聞かせつつ、慎重に走らせる。

代車のダイハツムーヴ

 運転していて気づいたが、信号待ち等でブレーキを踏むと、即座にエンジンが止まり、「エコモード」という緑のランプが点灯する。発進しようとブレーキを離したとたん、たたちにエンジンが起動する仕組み。
 右折左折で止まる場合だとウィンカーで判断するのか、エンジンは止まらない。なかなか賢い。

 サイドブレーキが見当たらず、その分座席は広いが、怖いので停車中はずっとフットブレーキを踏んでいた。
 途中立ち寄ったスーパーと郵便局の駐車場では、レバーをパーキングに入れたが、自宅に戻って落ち着いて調べたら、足元左にフット式のサイドブレーキがちゃんとあった。

 ガソリン満タンで借りた代車なので、返す際も満タンが条件だが、給油口を開ける方法がよく分からない。普段載っているekワゴンは座席の下にレバーがあるが、同じ位置には何もない。最新式の車は、何かと戸惑う。
 あちこち調べていたら、アクセルの上あたりに、それらしきレバーを発見。試しに引いてみたら、ビンゴだった。もっと分かりやすく表示して欲しいものだが。
 17時半ころにようやく連絡があって受け取りに行った。工場近くのセルフスタンドで給油したが、どう頑張っても1.29Lしか入らない。ここまでの走行距離、およそ45キロである。実燃費35km/Lという、脅威の数値だ。
 カタログを調べてみたら、燃費はJ08モードで31km/Lとある。大半が郊外の道を走ったので、これ以上の数値が出たということか。

 8年前に買ったekワゴンの2015年実質燃費は18.56Km/Lだった。技術の進歩はすごい。年間4千キロくらいしか乗らないので、「だからすぐに買い換えよう」とまでは思わないが。