2014年6月5日木曜日

チカチカで交流

 6月2度目のチカチカパフォーマンスに参加。前回もふれたが、広場の空き枠や私自身のスケジュール、そして公的イベント開催等の関係で、しばらくチカチカパフォーマンスには出られなくなるかもしれない。
 先のことは分からないが、現時点では第6期ラストの参加になる可能性もなくはない。

 数えてみたら、第6期開始4月からの参加がちょうど10回目。2枠連続エントリーが2度あるので、累計枠としては12回となる。
 今期から2年間オーディション免除の特別枠活動者認定を受けたこともあり、認定の基準のひとつだった「1期半年間で10枠以上の活動」を、かなり意識していた。先のような事情から、今期は活動自体が普段通りにできなくなりそうだったので、自ら課したノルマをクリアでき、まずは一安心である。
(特別枠活動者に事務局からのノルマはなく、あくまで自主的な判断である)
 この日の会場も北4条広場で、共演も小樽のギタリスト、浜田隆史さん。浜田さんの精力的な活動には頭がさがるが、私自身は健康面の事情もあって、あくまでマイペース的活動である。
 先着の浜田さんからステージが始まったが、この日は琴似パトスで知り合ったギタリストの伊藤博一さんが来てくれることになっていた。
 出かける直前に伊藤さんのツイートで午後がオフであることを知り、「どこかで路上ライブでもやってないかな…」のツブヤキに、素早く返信告知したもの。全くの偶然だが、縁ある方とは不思議にどこかでつながっているものだ。

 同じギタリスト同士ということで、ステージ終了後に浜田さんに紹介。その後ずっと2人のステージにおつきあいいただき、CDまで買ってくださった。通りの風となって歌い続けるのも悪くはないが、ずっと聴いてくれる方がいると、やはり気持ちの入り方が違う。
 曲ごとにちょっとしたやり取りも互いにあったりし、非常に楽しい時間を過ごせた。ありがとうございます。


 第1ステージは前回に引き続き、「世界の歌」を切り口に、14時35分から30分で9曲を歌った。

「ろくでなし」「ドミノ」「花のささやき(初披露)」「帰れソレントへ」「エーデルワイス」「ベサメ・ムーチョ」「夕凪ワルツ(オリジナル作詞)」「ケ・セラ・セラ」「知りたくないの(アンコール)」

 内訳は前回に似ていて、1〜2曲目がシャンソン(フランス)3〜4曲目がカンツォーネ(イタリア)5曲目がオーストリア、6曲目がラテン(メキシコ)7曲目がルーマニア、8〜9曲目がアメリカである。
 いつもより1曲多いのは、共演の浜田さんのご好意によるもの。終了間際に聴き手がけっこう集まってくれたので、もう1曲どうぞ、との合図をいただいた。

 実は浜田さんの直前ステージでも似た雰囲気になり、私のリクエストで浜田さんオリジナルの「スープカレー」をアンコールとして弾いていただいた。そのお返しのような感じである。2人以外に共演がいないので、こんな気ままも時に許される。
 集客はまずまずだったが、シャンソン2曲の評価が高く、カンツォーネはやや苦戦した印象。「エーデルワイス」で盛り返し、前回に続き、「夕凪ワルツ」での集まりがよかった。「半分オリジナル」という位置づけだが、実に不思議な曲である。
 その後あれこれあって、15時30分から第2ステージ開始。前回同様、「昭和歌謡系」を切り口に、25分で8曲を歌った。

「カサブランカ・ダンディ(初披露)」「パープルタウン」「そっとおやすみ」「どうにもとまらない」「人形の家」「男と女のお話」「抱きしめて(オリジナル)」「また逢う日まで」

 前回、第2ステージでの反応がいまひとつだったので、慎重に選曲したつもりだったが、手応えを感じたのは3曲目あたりまで。以降はもっぱら浜田さんと伊藤さんに向かって歌う形となったが、「音楽を通した交流」という一点では、非常に意義あるものだった。

 特筆すべきは、1曲目の「カサブランカ・ダンディ」。2日間しか練習してなかったが、うまく歌えた。通りの途中で立ち止まる人がかなりいた。この曲は自分に合っていると思う。「時の過ぎゆくままに」同様、エースに育つ可能性を秘めている。