使うソフトがWindows限定の場合、仕事に追われるとネットでのメールチェックや、日々のブログチェックなども起動中のWindowsマシンでやる。この際、Windowsキーボードの配置がMacに比べて非常に使いづらく、閉口している。
具体的にはタブ(ウィンドウ)を閉じる際のショートカットキーで、常用するMacの場合なら、コマンドキーとWキーとで瞬時に可能。写真下のようにコマンドキーを親指、Wキーを人差し指で押さえるが、位置関係のバランスが人間工学的にも抜群で、サイトの閲覧がスイスイできるのだ。
これがWindowsになると、コントロールキーとWキーの組合せになるが、この2つのキーの位置関係が悪く、非常に押さえにくい。コントロールキーの位置が外に大きく外れていて、私の指でも届くのがギリギリ。おそらく同時に押さえることを想定していないのだろう。
「見る」→「閉じる」という流れを無意識で連続してやるには、ショートカットキー使用が必須。マウスを使ってもウィンドウは閉じられるが、そのスピードの差は歴然。Windowsだとネットの閲覧そのものが気重になってしまう所以だ。
ほとんど毎日のようにウダウダと更新されるOSのセキュリティシステムも相当ウザったく、さんざ待たされたあげくに、「再起動をお願いします」などとメッセージを出されると、仕事をやる意欲も失せるというもの。
以前にふれたフォントのジャギー(ギザギザ)問題もそうだが、これでなぜ世界中で使われるのか、理解に苦しむ。
_あれこれいっても、使わないとたちまち食いはぐれてしまうので、イヤイヤ使っているが、キーボードの配置問題に関していろいろ調べた結果、ほとんど使っていないALTキーとコントロールキーの位置を、強制交換してしまうフリーソフトを発見した。
実際に試した結果、XPでは以下のソフトが使えた。
《Change Key/キーボードのキーを変更》
さっそく左側のコントロールキーとALTキーの配置を交換。手持ちのソフトにはすべて対応しているし、元のキー配置に戻すことも可能。これによってほぼMacと同じキー位置になって、ひとまずストレスからは解放された。
間抜けな標準キー配置を是正する優れたソフトの開発者に敬意を表し、深く感謝したい。