もうひとつの問題点は、芯の材料と太さである。当初は太いほどよいと思っていたが、使ったサイズ(直径4-5ミリ)では太すぎるようで、割れずに残った1個は途中で消えたまま、再点火が不可能である。
ガラス瓶の熱に関しては、直接雪の上に置かず、木材の平板を間に置いて対処することにした。問題は芯で、太すぎても細すぎてもよくないようだ。
化学繊維の紐も不可で、燃えて固まらず、溶けたロウをうまく吸い上げる性質が必要らしい。
いろいろ調べて試した結果、台所用のキッチンペーパーを幅約5センチに切り、こより状にひねって直径3ミリほどにして使うとうまくゆくことが判明。
(ローソク直径5センチの場合で、実際に雪の中で2時間点灯して確認済)
芯はロウが固まったあと、ドリルでロウに穴を空けてあとから差し込んでも問題ないことが同時に分かった。作業としては、こちらのほうが簡単かもしれない。たかがローソクだが、なかなか奥が深い。
来るべき時と場にそなえ、洋楽をあれこれと練習中だが、洋楽系でぽっかり空いていたジャンルであるラテンを、ようやく1曲だけモノにした。「ベサメ・ムーチョ」がそれで、いつでも公開できる段階だ。
最初は「ククルクク・パロマ」に挑戦したが、難し過ぎて断念。ラテンは母の大好きなジャンルで、幼少時に耳にタコができるほど聴かされたが、いざやってみると非常に手強い。
実際に歌ってみて感じたが、日本でもこの曲に微妙に影響を受けている歌があることに気づいた。具体的にはサザンの「チャコの海岸物語」、ブルコメの「こころの虹」あたり。どこがどう似ているかは、両方を聴き比べてみれば分かるでしょう。
この曲、世界で最も多くレコーディングされている、という一説があるが、作者は16歳のうら若きメキシコ女性だったとか。ラテンは未開拓分野なので、まだまだ隠れた名曲が発掘できそう。