2011年2月3日木曜日

手作りローソク

 自宅玄関通路でスノーキャンドルを灯し始めたことを先日のブログでふれたが、数時間も点けておいたためか、太めのローソクはわずか2日でなくなってしまった。

 結婚式のキャンドルサービスに使った太いローソクがほぼ手つかずで残っているが、ひとまず手持ちの細いローソクをかき集め、太めのローソクにリメイクしてみようと思った。


 いつものようにネットで情報収集すると、ローソクを溶かすのは湯せんが最適らしい。さっそくあちこちに点在しているローソク、多くは子供たちが小さかったころ、クリスマスや誕生会で使ったものだが、かき集めて取手の壊れたステンレスカップにまとめて放り込んだ。
 カップを鍋に入れ、鍋に水を注いでじょじょに熱する。割り箸で混ぜてやると、ローソクはきれいに溶けて混ざった。底に沈んだ古い芯を割り箸で取り除く。

佃煮の空き瓶2個を用意し、ローソクの芯として太めの木綿糸を10センチほどに切り、割り箸で瓶の中央に垂らす。溶けたローソクを流し込んで一晩冷やした。


 雑多な色のローソクを混ぜたので、いったいどんな色に変貌するかと思っていたら、案外まともなレンガ色になった。ハサミで芯を短く切って完成。深めの空き瓶を使ったのは、外で使った際の風の影響を考慮して。

 本来はスノーキャンドルに使うつもりが、窓辺に置いて試験点火してみたら、なかなか美しいではないか。冬のイベントに限らず、他の室内イベントにも使ってみようか、という気にふとなった。