まずは1階壁を通して2階床下に引き回してあるLAN回線の1本を抜く。入れるのはエラく大変だったが、抜くのはごく簡単である。これを同じ壁の穴(コンセントカバーを利用し、蓋をしてある)から、今度は1階床下へと落とす。
すべての暖房器を1階床下に収めた、いわゆる「床下暖房」「パッシブ換気」の手法をとっているので、1階床下へは掘りこたつから簡単にもぐれる構造になっている。
床下に落ちたケーブルを床梁に沿ってテープで固定。経路が短くなったので、3.5Mほどのケーブル1本で足りるかと思っていたが、やはり少し短い。2階に配線したときと同様に、途中をコネクタでつなぐ。
長いケーブルに買い換えれば1本で間に合うが、あくまで買わずにあり合わせのケーブルで済ませたい。
床下で腹ばいになっての危ない姿勢の連続だったが、どうにか腰はもった。うっとおしい床上のガムテープも消えて、すっきり。考えたすえ、写真のように床の一部に10×15ミリほどの穴を新たに空けたが、見栄えはこれが一番よい。