2011年2月26日土曜日

ボランティア情報交換

 送信直前の画像チェックでデータ拾いミスを発見し、昨夜は未明まで修正に追われた。午後からボランティア出張芸を登録しているNPO法人の会合、題して「ボラナビ・カフェ」が都心であるので、眠い目をこすって早めに起き、まずは昨夜積もった玄関前の雪を除雪。
 春先特有の重い雪で、除雪は自分の車の分だけにしようかと思ったが、時間に余裕があり、除雪機でもあるしで、結局客用の駐車分まで広く除雪した。

 昼食をとってすぐに出発。都心まで車で行くべきかかなり悩んだが、時間が確実な地下鉄を選択。車は先日の一級建築士講習の際にも利用した、最寄りの地下鉄駅真上の駐車場に停めた。
 この駐車場、丸一日停めても最大で600円しかかからず、階下のダイエーで買物をすれば、3時間まで無料という、大変お得な価格体系である。


 会場には開始5分前に到着。この日のテーマはボランティアをやっている人同士の情報交換の場、というもので、参加者の大半はボランティア活動進行中、もしくはその予備軍、といった構成だった。
 事務局側の2人は別にし、参加者は11名で、うち女性が3名。事前に聞いていた話では参加数名、とのことだったが、予想よりはるかに多く、急きょ会場の机と椅子を増やしたほど。

 活動に関する新しい情報は取り立ててなかったが、いろいろな人がいろいろな考えでボランティア活動をしていることを改めて知った。時間は1時間半と短めで、参加者の人数に対して少ない印象。しかし、今回が初の試みなので、やむを得ないだろう。
 この企画、実は2年程前に私自身がメールで事務局側に提案したもの。「検討します」との回答のまま、しばし時が過ぎたが、今回は別の方からの提案が複数あり、実現となったとか。
 参加希望者が多く、全3回に分けて実施され、今日はその2度目の開催日。いずれも盛況で、おそらくは2年前の私の提案が早過ぎたのだろう。

 ボランティア活動をしている人、機会があればやってみたいと考えている人は数多くいるが、活動そのものはまだ黎明期で、やる側も依頼する側も、手探り状態というのが実情である。
 体感的には、ボランティア活動はすでに量から質の時代に差し掛かっていると感じる。ニーズの多様化への流れも著しい。具体的な手法や問題点、その解決手段などを語り合ったり、冊子にまとめたりする作業は、いつか誰かがやるべきだろう。

 私自身は日々の活動をなるべく具体的にまとめ、あれこれ問題提起しているつもりだが、しょせんはネット上だけの表現である。ボランティア活動をしている多くの人はネットが苦手か、全くやっていない状況のように思われる。定期的、定常的な情報交換の場が必要なのだ。