昨夜、FM三角山放送局主催の「北海道神宮フォークうたごえまつり」に出演した。3年連続ともなると、スタッフともすっかり顔なじみである。
やっぱり今年も最高齢出演者で、司会者からもそこを盛んに強調されてしまった。もちろん、好意的な表現です。こうなれば、どこまで連続出場記録を延ばせるか、挑戦したい気持ちになってきた。
歌は大方の予想通り、「千の風になって」。曲紹介だけで会場がざわめく。すごいもんです。無難にこなし、会場の手応えも確かだったが、自分ではそろそろこの曲は歌いおさめる時期かな…、と思ったりした。
歌い手として、曲の力に頼り過ぎている気がする。リクエストを受けたまま、まだ歌っていない場と人がいるので、完全封印までは出来ないが、しばらく自粛しようかと思う。
帰りには音楽ギフト券や豪華なお弁当、お神酒までいただき、オマツリとは無縁のはずの中年夫婦の楽しい一夜でありました。
昨夜は直前に仕事の打合せが入り、楽屋入りが開始5分前という綱渡りスケジュール。もちろん、リハはなし。世間はお祭りでも、仕事は待っちゃくれない。普段、自宅で仕事と趣味を瞬時に切り替える訓練はしているので、このあたりの気分転換は早い。
今日からの週末はこの仕事のほか、久し振りに入った住宅相談の打合せも明日ある。趣味、仕事、家庭のすべての拠点が自宅なので、これらの境界は常にぼんやりとしている。
頭の中に境界線を引くのは、もちろん自分自身のエンピツなのです。