2007年6月25日月曜日

冬の後始末

 夏至も終り、今年も半分が過ぎたというのに、まだ冬の後始末が残っていた。毛糸の帽子や手袋、セーターや冬物ジャンパー類を洗って片づける仕事である。
「そんなの、クリーニング屋に出せばいいじゃん」という方に、縄文暮し(モドキ)はつとまりません。冬物衣類を自分で洗うのは、大きな家計費節減になるのです。

 まず、自宅の洗面台にぬるま湯を張り、毛糸類から順に洗う。専用洗剤でただ押し洗いするだけで、これといった難しさはない。新築時に洗面台は21Lという大型シンクを取付けたので、セーターでも軽く3枚は入る。
 セーター類は気に入っていて、よく着る物から順に汚れがひどい。だから、あまり着なかった物を先に洗ってしまう。節水のためである。
 洗濯機の位置は洗面台の真横。さすがに脱水だけは1分ほど洗濯機を使うので、この位置関係は非常に重要。この動線が遠かったり、反転していたりすると、作業効率が悪くなる。
 毛糸類を洗い終えると、次にジャンパーをドライクリーニングする。これまた専用洗剤がドラッグショップで売っていて、手間さえいとわなければ、ごく簡単に出来る。過去にはブレザーまで自分で洗ったこともあるが、大きなトラブルはない。

 以前、すごく気に入っていた冬物ジャンパーをクリーニング屋で紛失された苦い経験があり、ある程度の弁済はしてくれたが、以来あまりプロを信用しなくなった。自分で洗えばこの心配は皆無だ。
 すべてを洗い終えると、丸一日ほど陰干しをする。2本ある室内洗濯ポールが完全に塞がってしまうので、ふだんの洗濯物がない谷間に洗うタイミングが難しい。家事ってのは結構、細かいものなのだ。