2007年6月2日土曜日

足跡つぶし

 仕事で知り合った方から勧められ、とある会員制ネットワークサービスに入ってから、およそ1ケ月半が過ぎた。
 紹介状がないと加入できず、書き手の素性もある程度分かるし、書いた内容はネット検索にも一切かからない。感覚的には大昔にあったパソコン通信の会議室にかなり近い。
 制限があるその分、やや閉鎖的ともいえる。私は知人に勧められた通り、自分の情報をより効果的に出し入れする、ひとつの窓口として考えることにした。

_そう積極的な活動はしていないが、友人知人や参加するコミュニティの数もそれなりに増えた。比重としては仕事関係と趣味関係が、6:4ほどだろうか。
 ホームページのように、ここから仕事の受注につながるとよいのだが、いまのところそんな気配はないし、どうやらそのような位置づけでもないようだ。


 一番問題なのは、縁もゆかりもない人からいきなり、「友人になってください」とメールがきたり、意味ありげに自分のホームを訪問されることだ。(これを専門用語で、「足跡」と呼ぶらしい)
 これらの方々の素性を調べてみると、多くは金もうけがらみか、あるいはアヤシ気なサイトへのさり気ない誘惑だったりする。(「足跡」をたどって訪問すると相手の思うツボなので、ニックネーム等の情報を頼りに、検索機能で調べる)

 どのようにバリアーを強くしたとしても、この種のお誘いがこの世から消え去ることはないらしい。隠れミノがある分、かえってタチが悪い。あきれる。