9.3÷30日×2人×1000=155L という結果。一瞬計算間違いではないかと疑ったが、どこにもミスはなかった。
若い頃に汚水処理の専門会社に9年間勤めていたことがある。一般住宅での汚水量(すなわち、使用水道料)の計算は、一人一日250Lでやっていた。世帯人数が少ない場合、この数値は300L前後になる。
ネットで調べてみると、この概念はいまでも変わっていない。つまり、我が家の使用水量は、平均のおよそ半分というトンデモナイ数字になる。
日々節水に努めてはいるが、ストレスの溜るようなことは一切していない。心当たりがあるといえば、以下のようなことか。
1)風呂の残り湯を一部トイレ洗浄水に使っている。
これは一日中家にいて、トイレ使用頻度の高い私が主に実施。2Lくらいのポリタンクを使っている。一日におよそ5〜6回ほどこれで流す。
2)風呂は毎日入るが、やたらお湯を溜めない。
3)食器洗浄は手洗いで効率的に。
私の家事分担だが、はっきり言って、食洗機にも負けません。
4)洗車を一切しない。
どうしても必要な時は、風呂の残り湯をバケツに汲んでやってます。
5)朝シャンや思いつきのシャワー、トイレ二度流しの類いをしない。
6)洗濯は常に「節水モード」で実施。
取扱説明書では「お急ぎモード」だが、立派な「節水モード」として使える。
ざっとこんなところか。以前は「水の使用量は文化度に比例する」と言われた時期もあった。ところが二酸化炭素削減が地球的課題となったいまでは、「水の使用量は無知、無関心度に比例する」という、全く正反対の価値観が成立する。
いまさらだが、節水は立派な二酸化炭素削減になるのだ。ついでに家計費も節減。これぞ縄文の暮しですな。