2014年2月18日火曜日

ボイラ排気管が凍結

 朝起きると部屋の中がいつもより寒い。陽射しが強いのでブラインドを全開にすると、室温はじょじょに上昇したが、暖房ボイラの運転音が全く聞こえないのが気になり、リモコンをチェックすると、ちゃんと点火ボタンは点いている。
 念のためボイラ本体を確かめると、やはり運転が止まっていて、エラー表示ランプが点灯しているではないか。

 取説を引っ張りだして確認すると、「点火に失敗」とある。過去にも数回似たような現象があったが、その時でたメッセージ「燃焼異常」とは、微妙に症状が異なった。


 この2日間の激しい暴風雪が関係してるのは間違いなく、ユーテリティの窓を開けて確かめると、やはり排気管が完全に凍結して塞がっていた。

 症状としては過去数回あったトラブルと同じで、要は北側空き地から激しく吹きつける雪が熱い排気管で解け、蒸発する間もなく凍りついてしまったことにより、正常な排気ができなくなったのが停止の原因である。
 対策としては凍結部に熱湯をかけてやればよく、過去にもそうして自力で復旧させてきた。


 作業は簡単に終わったが、再点火に少し手間取った。取説には「ランプ横にあるリセットボタンを押して復旧」とあったが、試しに電源コードを抜き差ししてみようと思った。仮に私が何らかの理由で不在のときに妻が同じトラブルに巻き込まれた場合、こちらの方法が分かりやすいかもしれない…、と考えたのだ。
 ところが、全く復旧しない。あわててリセットボタンを押してみたが、電源は消えたままで、ウンともスンとも言わなくなってしまった。
 かなりあせって、再度取説を読み直す。この真冬に、暖房なしではさすがに辛い。
 本体奥にもうひとつリセットボタンがあり、季節始めに一回だけ押すことになっていた。こちらを押してみたが、変化なし。「数回押すこと」と取説にあったので、電源コードを抜いて数回押すと、ようやく電源のみ復旧した。
 リモコンで点火を試みるが、今度は運転が始まらない。思いついてここでランプ横のリセットボタンを押してみると、ようやく起動した。やれやれ。
 異常時の対処に間違いはなかったが、復旧の手順はマニュアル通りがよろしいようで。