訳が分からず、ふと思い立って、このところずっと交換してなかった薄赤と薄青のインクカートリッジを強制交換してみることにした。減りが遅いのでこの2本だけは2回分の在庫がある。古すぎて劣化してるのでは?と疑った。
インクの強制交換の方法は取説に書いてあった。これで症状は大幅に改善され、チカチカパフォーマンスの案内状や、500円のオリジナルCDジャケットは問題なく印刷できた。
だが、200円の廉価版紙ジャケの赤いボカシ部分に、まだ多少のにじみがある。根が完璧主義者なので、これがどうにも気に入らない。「プリンタは消耗品」と割りきってはいたが、可能な限り寿命を伸ばしたいのが本音。そこで、かねてからチェックしてあった「プリンタ強力クリーニング液」を試すことにした。
クリーニング液には各種あるが、アマゾンで送料込み690円の汎用品を購入。キャノン&エプソンの両対応品である。
取説に従って赤と薄赤の両方のノズルクリーニングを試みる。注射器の先端をノズルの突起に差し込む作業が難しく、両側にあるインクカートリッジをいったん外して、ようやく成功。
丸一日たって問題点はほぼ解決したが、以前に印刷した紙ジャケと比べると、まだ微妙に色味が異なる。これがプリンタではなく、購入したインクによるものなのか、はっきりしない。
テストパターン印刷に問題は出ていないので、しばらく様子をみたい。もしかすると、他のノズルもすべてクリーニングすべき時期なのかもしれない。
_今回いろいろ調べて分かったのは、インクジェット式プリンタの場合、少なくとも週に一度は電源を入れ、ヘッド部を動かしてやる必要があること。これにより、起動時の最低限のクリーニング動作が自動的に行われる仕組みだとか。
好ましいのは、簡単な印刷を同時にしてやること。チカチカパフォーマンスで配布しているハガキサイズのカラー案内状が、大きさも手頃。これを週に一回、数枚印刷することにした。
消耗品なので、不足時にまとめて印刷していたが、プリンタのメンテナンスに結びつくのなら、今後は少量を定期印刷する方向に変えたい。