今年から経費台帳用のデータベースソフトに改良を加え、一発で年間総支出の累計を計算し、表示できるようにした。
自宅を仕事場に長年しているので、総支出の累計には家事分と事業分経費の両方が按分されずに含まれているが、いずれにしても支出は支出。今後、事業収入はじょじょに減ってゆき、今年10月からはいよいよ年金も満額支給される。(早期受給はしていない)
満額受給となっても、世間一般の年金額よりかなり低額であることに変わりはなく、「年間いくらあれば暮してゆけるのか?」を正確に把握することは、今後の縄文的人生を円滑に進めるうえで、大切な要件なのである。
注目の年間総支出は、あらゆる面での生活の見直しや合理化のかいあって、長年の目標としていた「年間100万円生活」に、限りなく近づいた。このペースを維持できれば、乏しい年金収入だけでも何とかやれる。まずはめでたい。
内容を分析すると、一昨年から事業収入が極端に減少し、相対的に税金等の支出が減少したのが大きい。光熱費関連では、電気代が年ごとに減少を続けている。食費は横ばいだが、昨年末のガン宣告により、アルコール類や珈琲を大幅削減したので、今年はかなりの減少が見込める。
上記の数値に、昨秋実施した自宅の塗装改修費は含めていない。15年に一度の稀な工事なので、この種の支出は「特別会計」として別途計上した。10年以上の間隔でやってくる車の買い替えなども、同様の扱いとなろう。
用途は異なるが、家族旅行等に使うお金も一般会計には含めず、あくまで特別なものとして扱っている。これらのお金は事業収入や年金等からではなく、妻や私の個人的なお金(完全ガラス張りなので、決してヘソクリではない)から捻出する。
特別会計費用の出資按分はその時によって異なるが、旅行関連なら妻と私とでおよそ6:4の比率。娯楽関連費は妻の負担率が高い。自宅の塗装改修費も同様に共同出資方式をとったが、こちらは逆に私の負担率が高く、妻と私とで4:6ほどの比率とした。
妻とは生年月日がほぼ同じなので、10月以降は同時に年金が満額受給となるが、生活費も互いの年金額に応じた比率で出し合うことで話し合いがついている。