2014年2月21日金曜日

鍋蓋の取手交換

 長く使っている鍋蓋の取手を交換した。今回で何度目になるか記憶にないが、鍋本体や蓋自体は手入れさえ怠らなければ長く持つが、最も傷みの激しいのが取手。
 そもそも鍋本体が使い始めて14年を越える。(写真左)写真右の雪見鍋本体はIHヒーター非対応ということで引越し時に捨てたが、落し蓋などに使えるということで、蓋だけは捨てずに延々20年以上も使い続けている。


 樹脂製の取手は、使い込むうちにネジが甘くなって脱落したり、取手そのものが割れたりする。取手だけをたぶん別売りしているとは思うが、買ったことは一度もなく、保存してあった別の取手に付け替えるか、別用途の取手を代替に使うか、はたまた自分で取手を作ってしまうかである。

 左の取手は本来ドアのツマミだったもの。右は廃棄した縄跳びの持ち手をノコで切って使った。代替品を使う場合の取手の条件は、熱で熱くなったり、溶けたりしないこと。加工の容易な木製が無難である。
 一番の問題は、その取手の固定方法。専用品の場合は錆びないアルミニウムが使われているが、代替品の場合はネジサイズがまず合わない。時に鉄製品のネジをやむなく使ったりするが、水蒸気で1年ほどでサビてくる。今回はサビに比較的強いステンレス製のビスを探しだして使った。

 同じ理由で、蓋の穴の隙間を埋めるワッシャーにも、錆びない素材が求められる。今回はアルミ缶を丸く切り抜いたものと、水道栓のゴムリングを使用。数年は持ってくれるものと期待しよう。