2013年12月19日木曜日

オンラインストレージ見直し

 ガン宣告後最初の夜は、いつも通り2時近くに就寝。週末の施設訪問ライブに備え、夕方に1時間も集中練習したせいか、すぐに眠りについた。
 いまさらジタバタしても仕方ないと腹をくくったつもりでいたが、明け方にトイレに起きた際、ちょっとガンのことが頭をかすめ、しばらく布団の中で起きていた。
 じょじょに普段のペースに戻すべく、布団の片づけや食器洗いなど、家事分担も復活。天気がよいので、久々に軽い散歩にでようと一瞬考えたが、こちらは自重。ちょっと動きすぎたのか、はたまた明け方の眠りが浅かったせいか、昼食後に睡魔に襲われ、居間のベンチで30分ほどうたた寝してしまう。
 その後、オンラインストレージの見直し作業を延々とやる。目下利用しているサービスは以下の通り。(いずれも無料)

・ドロップボックス:5.25G
・ヤフーボックス:50G(ヤフーBB会員の特典)
・グーグルドライブ:15G(メール容量共)


 予備機として最近購入したMacBookと常用ファイルとの完全同期を図ろうと、今回いろいろ調べてみたが、ハードディスク感覚で直感的に扱えるのは、やはり使い慣れたドロップボックスであるという結論に至った。

 ドロップボックスの場合、仮にAというファイルがあったとして、PC内の専用フォルダに作られたスペースに収納すると、ただちにネット上のスペースにも同じ内容のファイルが転送される。
 AというファイルをPC上で修正・更新すると、ただちにネット上にある同じファイルも更新される。いわゆる「同期」という一連の動作だ。
 他のPCにドロップボックスをインストールしておけば、同様に同じ名のAというファイルが自動的に専用フォルダ内に作られ、内容が更新された場合も、起動直後に修正される仕組み。
 つまり、わずらわしい「バックアップ」という作業から解放されるということで、仮に災害でPCを全部失うようなことがあっても、ネット上にファイルは全て残っているので、身一つで避難しても困ることはない、という便利な仕組みである。

 今回確認してみたが、どうやらグーグルドライブも同じ仕組みのようだ。ただ、こちらは文書ファイル作成など、他の余分な機能があって、それが私には邪魔に感ずる。
_対してヤフーボックスは50Gという大容量が魅力。しかし、ドロップボックスのような完全同期機能はなく、ファイルAを転送したのち、PC内に残ったファイルに修正を加えたとしても、ヤフーボックス内のファイルは古いままだ。
 変更するにはその都度ファイルを転送し直す必要があり、毎日のように修正を加える常用ファイルには向いていない。
 ただ、その容量の大きさは魅力で、ログインすれば、どのPCからでもアクセス可能。修正する可能性の低い、大容量のアーカイブ的ファイルの収納には向いている。PC内に同期用のスペースが必要ないので、ハードディスク容量を圧迫する心配もない。

 今日はドロップボックス内に入れたファイルを再度吟味し、仕事関連のいくつかのファイルをヤフーボックス内に移した。その後、不要になったファイルは消去。ドロップボックスの空きスペースが7%ほど増え、各PC内のハードディスク容量にも余裕が生まれた。
 大地震や火事などの災害はないにこしたことはないが、人生何があるか分からないと昨日思い知ったばかり。備えれば、不安からは解放される。