2011年11月23日水曜日

臨時増設PA

 昨日の地下歩行空間ライブでの休憩中に携帯をチェックしたら、着信記録が残っている。例によって仕事ではなく、近隣の地区センターからだった。ライブ終了後に連絡すると、来月実施のX'masコンサートの概要が決まったとのこと。
 帰り道に地区センターに立ち寄り、関係書類を受け取って簡単な打合せをする。今回は初の有料ライブとなるらしい。小学生以上記念品つき100円という設定だが、たとえ100円でも有料となると、普段のボランティアとは違うプレッシャーがかかるかもしれない。

 出演は私を含めて5組。持ち時間も決まったので、昨夜からさっそく具体的な構成を始めた。
「クリスマス気分を味わえる」「大人も子供も楽しめる」という2つのキーワードがすでに案内状に印刷されているので、それに沿った内容にしなくてはならない。
 問題は他の4組と曲がかぶってしまわないか?という懸念だ。私以外はアカペラ1組、バンド系3組だが、歌が伴うアカペラ組との競合はできれば避けたい。あれこれ悩ましいが、重なる可能性が高いクリスマスずばりの曲はあえて避けようかと思う。


 最大持ち時間は入替えを含めて30分なので、7~8曲が限度だろう。この制限のなかで、上記の条件に叶う曲を選ぶ。「冬」「星」「月」あたりをキーワードにし、順番もざっと決めて通しで歌ってみたが、まずまずいけそうな感じがする。
 もう少し煮詰めてから最終決定し、先方に曲目と曲順を連絡する必要がある。曲の調整をしたりプログラムを作ったりする関係で、自主企画ライブのように直前まで流動的、という気ままは許されない。
 ところで、今回のライブは地区センターにしては珍しく、PA一式持ち込みである。以前にちょっとふれたが、会場となる体育室に備付けのPAの調子が悪く、出演者はPA持ち込みが参加の条件である。
 聴き手が100名を越える可能性があり、いつも介護施設で使っているローランドCM-30だけではやや不安がある。そこで一計を案じ、CM-30のヘッドホン端子からケーブルを延長し、以前に使っていたヤマハVA-10のAUX端子につないでみたら、うまい具合に両方から音がでる。
 手持ちのマイクスタンドをやり繰りし、両方をスタンド上で使える工夫もした。

 昨日からマイクの左右にPAを置いて歌っているが、合計出力36Wあるので自宅だとうるさいほど。6月に同じ場所でのコンサートで、60名くらいを対象にCM-30だけで乗り切っているので、たぶんいけると思う。というより、現状ではこれ以上の投資はできないので、この体勢でやるしかない。