2009年3月7日土曜日

終わりません

 朝早く起きて高専の「閉校式」に出席する娘を最寄りの地下鉄駅まで車で送り届け、すぐに戻って記念誌印刷作業の続きをやる。
 昨日も書いたように、裏面にあたる奇数ページは紙のソリの関係で、一度に22枚ずつ、計5回に分けて印刷せざるを得ない。(最後だけ24枚)印刷時間を測ってみると、22枚でおよそ4分という半端な時間で、途中で紙づまりすることあり、他のことは何もできずに、プリンタにつききりになってしまった。

 少しでも能率を上げるため、ソリを戻す作業をこの4分の中でやるようにしたが、それでも1ページ仕上げるのに、25分弱はかかってしまう。
 例によって食事と入浴以外のすべての時間を作業にあてたが、今日は19時前からあいにく町内会の役員会があり、途中抜けざるを得なかった。
 作業が佳境に入っていた頃、あるページでとんでもないミスを見つけてしまった。「入会」という文字が、なぜか「人会」になってしまっている。運が悪いことに、すでに片面112枚を印刷し終えたその原稿の中だった。

 あわてて元原稿を調べてみたら、FAX送信されてきた不鮮明なワープロ原稿で、スキャンしてOCRソフトで変換したテキスト。
 つまりは「入」と「人」を機械が読み間違えたわけだが、読み合わせをきちんとしなかった私のミス。該当ページは全て印刷をし直す必要がある。あわてて印刷用紙の残量を確認してみると、約150枚余っていて、大きな印刷ミスを今後しなければ何とか足りる。

 実はそのほかにも、何カ所かの校正もれを見つけ、それらは印刷直前に気づき、自主的に修正した。
「会場」とすべき箇所が「開場」になっていたり、「表裏一体」が、「表裏一帯」になっていたりする。全く油断できない。
 3人の人間で複数回チェックした原稿であっても、こうなってしまう。たとえ「先生」と呼ばれる人であったとしても、単純ミスは発生するものだと痛感した。
 零時近くまで休みなく作業したが、結局9ページ分の作業が残ってしまい、明日に持ち越しである。
 残っている部分はすべて転載原稿なので、校正ミスの可能性は低いのが救い。あとは単純な印刷ミスをいかにして少なくするかだけだ。用紙の再購入だけは、何としても避けたい。

 明日の日曜は丁合い(ページ順に並べ替える)作業にまるまる当てる予定でいたが、一部の作業は月曜まで食い込みそうな気配。製本業者への持込みは、どうやら夕方ぎりぎりになる。疲れがかなり溜まっているが、もうひとがんばりだ。