夫の晩酌につき合ううち、娘もそれなりに飲めるようになったそうで、九州旅行の土産とやらの焼酎をロックで飲むうち、あれこれと2時半まで話し込んだ。しかし、やはり焼酎はお湯割りが身体に合っているようで、今朝起きると頭が少し重い。
プリンタのトナーを入手しないと、今日の作業は全く進まない。出かける前に用心して、ヨドバシカメラに在庫確認の電話を入れると、2点だけあるという。電話予約は可能かと尋ねると、以前は確かダメだったはずが、「おとり置きしておきます」と、非常にていねいで柔軟な対応。時代は変わりつつあるらしい。
家に戻ると1時過ぎで、昼食もそこそこに印刷作業を始めたが、突然娘が、「お父さん、右の眼が真っ赤よ」と言う。そりゃ昨夜の夜更かしと寝酒のせいでしょうがといなすと、とにかくひどいから鏡を見なさいと言う。
渋々確かめてみると、右目が血で真っ赤。これは尋常ではない。右目は2年前に瞼の裏に原因不明のおできができ、切除手術をした側だ。いやな予感が走り、印刷作業はいったん中止し、すぐにその手術をしてもらった眼科に車を走らせた。
ひどい嵐なので、眼科は空いている。すぐに診察してくれたが、診断は「結膜下出血」。眼の酷使か、あるいは異物が入ってこすったなどの外的原因によるもので、そう心配することはなく、手術との因果関係もなし。1週間の点眼薬をいただき、帰ってきた。
右目は黒いゴミのような物が舞う「蚊文症」も時折出るタチの悪い眼で、今後も年に一度は定期検診に通うよう念を押された。
帰宅後、入浴と夕食をまたいで、断続的に印刷作業を継続。トレイにまとめて用紙を放り込めばいい片面印刷に比べ、両面印刷となる奇数ページは、熱による紙のソリの影響で、いろいろ問題が出てしまった。
紙の折れやわずかな印刷汚れで、かなりの枚数を印刷し直す。トナー交換のせいではないことは、新しい紙の片面印刷では何ら問題が出ないことでも確認できた。
試行錯誤のすえ、ようやく解決の手段を見つけたのは、夜9時過ぎ。112枚を一気に印刷せず、紙のソリを逆方向に曲げて和らげ、20枚単位でコツコツやると問題がでないのだ。
それから11時までかかって可能な限り印刷を続けたが、合計でようやく9ページ分という能率の悪さ。まだ27ページ分も残っているが、娘も妻も寝静まったので、もうこれ以上の作業はムリ。
予定が大幅に遅れたが、不測の事態が続発したのでやむを得ない部分もある。幸い、用紙は何とか足りそうだし、うまく印刷するコツもつかんだ。大きな山は越えたと思う。明日にかけましょうぞ。