軽自動車は車もタイヤも軽く、これまでの普通車バンより作業は楽なはずでいたが、出だしでいきなりつまずいた。夏タイヤのホイールがどうしても外れないのだ。
夏タイヤはアルミの特製にしてもらった関係で、説明書にも外し方が書いてない。そもそもこれまでホイール付のタイヤなど、使ったことがないのだ。
あれこれやってもダメ。下手にいじるとホイールを傷つけそうだったので、あきらめて車屋さんに「お助け電話」をかけた。すると何てことはなく、中央近くにある小さな円盤の隙間にマイナスドライバーを差し込み、こじればいいだけ。でも、聞いてよかった。
冬タイヤにもしっかりホイールが装着されていて、こちらもいちいち外さなくてはならない。見てくれのいいものは、何かと手間がかかるもの。
今回からタイヤの交換ローテーションを真面目にやろうと考えていたので、すべてのタイヤに番号をつけた。あれこれやってようやく終わったら、丸1時間が過ぎていた。以前は30~40分で片づけていたから、かえって時間がかかったわけだ。慣れれば短縮できるだろうけど。
唯一よかったのは車体が軽くて小さいので、交換作業が車庫の中でそのまま出来たことくらいか。ともかく、またひとつ冬の備えが進んだ。