午前中の晴れ間に郵便局に行き、慶弔はがきを買う。すぐに戻って印刷したが、慣れないプリンタなので、3枚の印刷ミス。数には少し余裕をみて買ったつもりが、なぜかぴったりの枚数で、ひとまずある分だけを印刷した。
レーザープリンタはにじみが一切なく、再生紙はがきでも文字は非常にクリアだが、やはり熱でかなり紙が曲がってしまう。家にあった紙ではあまり問題なかったが、どうやらはがきを保存してある郵便局の湿度が高いせいらしい。
(現在の自宅の湿度は、48~49%あたりで、安定している)
しばらく時間を置いたら、そりもかなり戻ったので、刷り上がった分を出しに行った。ついでに、印刷ミスの3枚を交換してもらう。
帰り道はかなりの雨。明日はいよいよ雪になるらしい。郵便局への片道2キロの道は2往復とも徒歩で、合計8キロも歩いた。ガソリン代の節約と生活習慣病の予防ね。
3日前の自宅コンサートで、「トリル」というギター手法をかなり使った。押さえて弾いた弦を一度放し、またすぐに押さえるというもの。使えるコードは限られるが、「タリラ~ン」といった感じの、ちょっと気の利いた音になる。
熟練したギタリストならどうということもない技だが、私にとってはかなりの進歩。流れの中で自然に入れられるようになったので、最近よく使う。
そのことは妻には黙っていたが、あとで確かめたら、「気づいたけど、指がひっかかったのだと思った」と軽くいなされ、力が抜けた。ちゃんとリズムには収めたつもりなのだが、意気込んだ割には、聴き手の耳には届かなかったらしい。
「ギターはほどほどでいいから、あなたはボーカルに力を入れるべきよ」とその後、だめ押しされた。妻は聴き手としては、耳が肥えているほうだと思う。しかも私の歌を最も長く、そして数多く聴いている。その妻の言い分は、決して軽くはない。
要は「あなたのギターで泣く人はいないが、歌でならそれができる」ということで、磨くべき勝負球は、やはりボーカルですか。