日本人の平均寿命が世界のトップレベルだと巷がカマビスしいので、ふと思いついて、ある計算を試みた。
仮に人の一生を一年365日に凝縮したとして、1月1日に生まれ、12月31日に死ぬとするなら、いったい自分はいまどのあたりの季節に存在しているのか?という試算である。
「世界がもし100人の村だったら」などという切り口に近く、いわゆるお遊びの類いだが、結構興味深い結果か出た。
まず、夏真っ盛りの本日7月31日に該当する男女は、いったい何歳であろうか?という疑問がある。日本人の平均寿命を、男79歳、女86歳とすると、以下のような結果となる。
(1/1から7/31までの累積日数を212日とする)
・男:212日÷365×79=45.9歳
・女:212日÷365×86=50.0歳
同様に、現在57歳である私と妻が、いまいる季節を試算する。
・私:57歳÷79×365=263.3日→9月21日
・妻:57歳÷86×365=241.9日→8月30日
つまり、私はいま秋の真っただ中である9月中旬あたりにいて、妻は晩夏の8月末にいるということになる。これはなかなか機知に富んだ発想だと自画自賛し、さっそく妻に話すと、「面白い!」とエラく感心してくれた。
「まだまだ秋じゃないか」「それでも夏よ」とノンキに構えるべきか、もうそんな季節に自分は差し掛かっているのかと、深刻に考えるべきなのか。
どちらにしても、時間はあまり残されていないということ。アセアセ。
この試算はあくまで平均寿命まで生きることを前提としているが、独身者の場合、「男70歳、女77歳」という、ちょっとキビシイ平均寿命のデータがあるようなので、修正をどうぞお忘れなく。
「アタシャ100まで生きる!」という自信家のあなたには、余計なおせっかいですが。