2007年7月22日日曜日

Macがスネた

 午後の訪問ライブに備え、少しは早く起きようとモガいたが、結局10時まで布団の中でウツラウツラする。
 妻は珍しく午後勤務。12時近くから最終リハを2階の「特設スタジオ」でやっていたら、妻は先に昼食を済ませ、トットと出かけてしまった。

 準備を整え、午後1時過ぎに家を出る。手稲山の麓にある有料老人ホームだが、30分で着いた。
 この日は出だしから声の調子が抜群によく、かえって警戒した。このホームでは前回手ひどい失敗をしている。よくまた呼んでくれたものだ。慎重に進めた結果、細かいミスはいくつかあったが、無難にまとめた。

 帰宅後、あまりに声の調子がよいので、溜っているオリジナル曲を録音するならいまだと思い、録音機器をセットして涼しくなった夕方に数曲歌ってみた。
 ところが、なぜか昼間に比べて声のノビがいまいち。自分の思っていたより、かなり消耗していたらしい。この日は結局録音を断念。整理してみると、早急に録音すべき曲が7曲もある。そう簡単にはいかない。
_夕食後、何とはなしにネットサーフィンをやっていたら、あるサイトで突然フリーズ。よくあることなのですぐにブラウザをリセットし、パソコンを再起動させたら、なぜか「?マーク」が点滅するばかりで、一向に起動しない。
 調べてみると、システムファイルを認識していないらしく、あれこれやっても全部ダメ。さてはあまりに新参者のWindowsパソコンを可愛がり過ぎるので、Macがついにヘソを曲げたかと覚悟を決め、予備のMacとFireWireケーブルで直結させ、大事なファイルのバックアップ作業をした。
(この手法を「ターゲットモード」といい、この種のトラブルには非常に有効)

 1時間以上もかけて全ファイルのコピーをとり、さて久々にシステムの再インストールでもやろかいなとスイッチを入れてみると、なぜか普通に起動してしまった。
 事情がよくつかめず、何となく拍子抜けした気持ちである。そろそろ寿命がきた可能性もあるし、最近システムのクリーニングをマメにしていないので、単にヘソを曲げただけかもしれない。
 機械も人間もときどき構ってやらないと、すぐにスネてしまうのよ。