2007年7月11日水曜日

Mac対Win

 ライン業務の合間に、セッセとWindowsパソコンの習得に励んでいる。現段階では、「ずっと右の歯だけで食べてきたゴハンを、急に左の歯で食べる」といった印象。
 味は同じはずなのに、どことなく違う食べ物のような気がする。野球なら、右バッターが急に左打席で打つような感じか。

 事業関係の最低限の環境はすでに整え、いつでもWindowsで仕事を納品できる体勢は整った。もういつ「空が落ちて」きても安心だ。
 メモリは512Mしかないが、1Gまで増やすべきか否か思案中。サンプルファイルで試してみると、画像の処理時間はメインマシンのMacより、20%ほど早い。すでに予備マシンの領域を超えていて、これ以上の投資をする必要もないかもしれない。


 動画の再生やネット接続のスピードも、ブラウザやそれに関連するプラグインの環境が整っているせいか、Macよりもかなり早い。どちらも4年前の古い製品だが、ちょっと意外だった。Pen4と二次キャッシュにこだわったのがよかったのか。
 心配していたウィルスも、無料の対策ソフトをすぐにインストールし、いまのところ問題ない。ただ、起動のたびにファイルをいちいち調べるのが、多少うっとおしい。
 ファイルの圧縮とパスワード設定がクリック一発で可能。ファイル情報も右クリックで一発。こいつは便利だ。なんだ、いいところばかりじゃないか。
 困ったのは画像ファイルの互換性。ネット標準のjpgやgifファイルは問題ないが、Macの通常ファイルpictが、Windowsの標準システムでは認識されない。共通で認識されるtif形式に変換せざるを得ない。画像ファイルの数は何百もあるので、この作業はまだ進行中である。
 Windowsとは関係ないが、初めて使った液晶モニタは色がギトギトして、どうも好きになれない。図体はでかいけど、色はやっぱりCRTでしょう。

_我が家では娘と長男がMacとWindowsの両刀使いである。私もようやくその仲間入りを果たした。
 ゴハンも左右の歯で均等に噛むのがいいらしいし、野球でもスイッチヒッターが重宝される。パソコンもあっちがいい、こっちがダメと毛嫌いせず、両方のいいところを活かしつつ、うまく使い分けてやろうと思う。