病院食をネット検索していて、「ゆかり和え」という耳慣れない料理にぶち当たった。野菜の和え物で、漬物やお浸しにも似ている。
野菜の他に使うのは「ゆかり」という紫蘇をベースにしたふりかけのような食材。一度も食べたことはないが、スーパーのふりかけコーナーで100円ほどで買えるという。
「ゆかり和え」の名の通り、この料理には必須の食材。病院食のほか、給食でもよく使われているらしく、好奇心半分で買ってきた。
実は昨年の失敗に懲りて、今年はタクアンを漬けていない。毎日食べる漬物はキュウリのぬか漬けオンリーで、この時期は価格が1本50円以上もして、家計に響く。普段は市販のキムチで変化をつけているが、胃ガン手術後でいまだ制限が継続中。
半端な野菜でやりくりできそうな「ゆかり和え」なら、漬物の代替品になりそうだった。
試しにピーマンとキャベツの残り物で作ってみると、なかなか美味い。箸休めには絶好だった。興に乗ってキュウリとキャベツでも作ってみた。大根や白菜、ほうれん草などでもいけそうだ。
レシピはあちこちで見つかるが、簡単で美味しいのは以下の通り。
1)適当な野菜を細かく切り、ラップでくるんで50〜60秒電子レンジ。
2)「ゆかり」を茶さじ1杯くらい混ぜる。
3)白ゴマを茶さじ1杯くらい混ぜる。(なくても可)
4)ゴマ油を茶さじ1/2杯くらい混ぜる。(なくても可)