2022年12月9日金曜日

マイナポイントの誘惑

 マイナポイント2万円の誘惑に負け、ついにマイナンバーカードを作った。今年は実家不動産の譲渡所得税や胃ガン入院手術費用など、なにかと物入りである。物価高もとどまるところを知らず、夫婦で4万円のポイント還元は正直ありがたい。

 申請はすべてインターネット経由の自力でやったが、最も手こずったのが写真だった。デジカメで撮って添付すればよいと軽く考えていたが、10/19に提出した書類が、はやくも4日後に「写真の不備」で戻ってきた。
 情報をかき集めると、背景に影が写っていたり、必要以上に白抜き処理をすると不可で、写真のサイズや顔の中心位置、天地左右の余白なども規準にピタリ合わせる必要があるらしい。
 大きめに撮って出せば、先方が適当にトリミングしてくれると思っていたのが大間違いだった。


 気を取り直して再度の撮影をする。パソコンのレタッチソフトを駆使し、どうにか要求通りの写真ができた。
 その日のうちに再提出。その後音沙汰がないため、申請状況照会サービスで調べてみたら、私も妻も「不備なし、発行処理中」となっていた。
  45日後の12/7になって、ようやく札幌市から交付通知書が届く。降り続く雪が一段落した今日、妻を伴ってカードを受け取りに行った。
(受け取りは本人が原則)
  13時55分に到着したが、番号札には100人ほどの待ちがあって大混雑。じっと待つうち、15時にようやく呼ばれる。雑多な必要書類に不備はなく、私も妻もすんなり受け取れた。

 帰る途中にあるイオンに寄り、さっそくマイナポイントの申請をする。WAONカードの場合、店舗内にあるマルチメディアコピー機を使えば、その場で申込みが可能。
 簡単に終わってさっそく買い物に使おうとしたら、WAONステーションでポイントをカードにチャージしてくださいという。ところがポイントがまったく反映されていない。
 よく説明書を読むと、新規取得ポイント5千円は翌月の28日以降、健康保険証利用ポイント7,500円は3日後、公金受取口座登録7,500円は登録してからでないと反映されない仕組みらしい。なにかと待たされる。

  WAONカードは妻名義で、妻以外のマイナポイントは申請できない。新たなWAONカードは作りたくないため、私の分は別の決済サービスを使う予定。
 現段階で第1候補は公共料金やネット通販の決済で常用している三井住友カード。生活費中心で有益に使えるが、問題は申請に最新のスマホかICカードリーダーが必要なこと。
 スマホは所有せず、公金受取口座登録にもICカードリーダーが必要らしいので、この際買っても損はないかもしれない。
(長男がMAC対応のICカードリーダーを持っていることが判明し、借りることにした)