2017年4月に切り替えた新電力の料金体系が12/1から新しくなった。
当初は29.0円/kWhだった料金が、2020年7月から32.0円/kWhに値上げとなり、以降毎年0.5円/kWhずつ値下げとなるという、北海道エリア限定の再生エネ料金体系である。
その後2年を経て、現在の料金は31.0円/kWhまで下がっていたが、国際情勢の変化で再度の変更となった。
新料金体系は固定従量料金(15.41円/kWh)に30分毎に変わる変動電源料金を加えたもの。変動分はJEPXのスポット市場価格によって変わるという。「基本料金なし」のシステムは従来どおり変更がない。
専用サイトに変動電源料金がリアルタイム表示されていて、当日と前後1日分、計3日分の時間帯別料金が随時確認可能。
いまのところ最も安いのが11〜13時の時間帯。最も高いのが16〜19時の時間帯である。今日の12時30分に調べると、料金は驚異の5.53円/kWh。(固定料金を加えて20.94円/kWh)最高値が18時30分〜18時59分の31.21円/kWh(固定料金を加えて46.62円/kWh)だった。
太陽発電が効率的に使える時間帯が安く、日が沈んで暖房や夕食準備等の電気需要が集中する夕方にピークに達するようだ。最安値の正午前後に料理や洗濯を集中させるなど、うまく使いこなす必要がある。
新電力に切り替えて以降の年間電気代は平均56,000円ほどで、以前より2万円近くも下がった。月々の電気代が今後どうなるかわからないが、かなりの値上げになる可能性が高い。
しばらく使ってみて他の電力会社が割安とわかったら、再度切り替えるつもりでいる。
ということで、電気料金の安い12時半から夕食用の高野豆腐煮付けをIHヒーターで作り、電子オーブンでバナナケーキを焼いた。
バナナケーキを焼くのは実に5年ぶり。「なんでも値上げ」対策として、ケーキやパン類はなるべく自力で作ろうと考えている。添加物も市販品より少なくでき、認知症予防にもなっていいことずくめ。
最近作ったりんごケーキのレシピをベースに、多少の修正を加えた。手持ちの材料でやりくりでき、時間もあまりかからない。
《材料》
・バナナ 1〜2本 ・レーズン適量 ・シナモン(なくても可)
・ホットケーキミックス 100〜120g ・サラダ油 大さじ3
・卵1個 ・グラニュー糖 大さじ3 ・水(牛乳)大さじ1〜2
バナナ以外の材料をボウルに入れ、泡立て器で撹拌。乱切りにしたバナナを加え、箸でよく混ぜる。空き牛乳パック(クッキングシートは不要)に入れて180度のオーブンで35分焼くと完成。
なぜか妻にはりんごケーキよりも好評で、お代りを求められた。コストはりんごケーキの半分、70円ほどか。これで2日分のオヤツがまかなえる。