(昨日の続き)
久しぶりのコンサートを楽しんだあと、妻からの求めに応じ、大通公園で先月から開催されているホワイトイルミネーションを、これまた久しぶりに観に行くことになった。
ホワイトイルミネーションの歴史は長く、今年が41回目。子供たちが小さいころ、家族忘年会の帰りに必ず立ち寄った懐かしい思い出があるが、子供の成長に伴って行かなくなった。
当初はわずかだったオブジェや電球の数もじょじょに増え、LED球が普及してからはデザインや色が格段に向上した。
今年の会場は大通り1〜6丁目で、コンサートのあった札幌教育文化会館からは1キロほど。ぶらぶら歩いて行くことにした。
雪は全くなく、光と白との対比は残念ながら楽しめないが、逆に足元が滑らずに歩きやすいという利点がある。風もなくて気温もプラス。冬の散策には絶好の条件だった。
6ヶ所の会場ごとにテーマがあり、イルミネーションのデザインや色がガラリ変わる。
既存の生け垣や樹木を利用したり、迷路で遊べたり、撮影用ゲイトがあったり、歩道にプロジェクトマッピングが流れていたりと、飽きさせない工夫がされている。
1丁目の会場を観たあと、エレベーターで一気に地下に潜り、地下鉄経由で事前にネットで調べてあった韓国料理店へと向かう。夫婦でのちょっとした忘年会をやる予定だった。
すでに5キロ以上を歩き、膝の弱い妻が悲鳴をあげている。励ましながら歩き続け、ようやく目当ての店にたどり着く。
時計はすでに19時あたりで、小さな店に先客は2人だけ。入口に近いカウンター席を案内された。
韓国訛りの強い店主女性からは鍋物を勧められたが、事前に調べておいた「海鮮チヂミ」「石焼ビビンバ」「トッポギ」を注文した。
ノンアルビールでささやかに乾杯すると、ツマミにはなりにくい石焼ビビンバがなぜか最初に届く。歩きに歩いて空腹だったため美味しく食べたが、量が多くて完食に苦労した。
その後妻が頼んだトッポギ、最後にチヂミが届くが、すでにお腹はいっぱい。妻は自己責任でトッポギまで完食したが、海鮮チヂミはとても食べられず、テイクアウトを頼んだら快く応じてくれた。2食頼んだ石焼ビビンバは、ひとつでよかったと反省。
韓ドラファンで2度の韓国旅行経験がある妻によれば、味は本格的だったという。私には本格的すぎて、日本ふうにアレンジしたあっさり味ビビンバのほうが好み。
帰宅は20時を過ぎ、ガラホの歩数計は9,800歩(6.9Km)を示していた。先日の徒歩による眼科通院に続く歩数で、普段歩かない妻には相当の負担だったが、入浴後に測った血圧はかってないほどの低い数値。たまには歩くことも必要のようだ。