2019年10月4日金曜日

敬老ICカード交付

 札幌市から「敬老優待乗車証(敬老ICカード・敬老パス)」が送られてきた。満70歳以上から使える割引交通ICカードで、割引率は年間使用額によって異なり、使うほど下がる。

 妻と私は生年月日がほとんど同じで、10月中に70歳の誕生日を迎える。カードは先月送られてきたが、どうやら70歳を待たずに使えるらしく、トライアルへの買物ついでに、近くの郵便局で手続きしてきた。
 初めて使うせいか、カードや振込用紙のほか、本人確認書類が必要だった。(代理人手続きの場合は、委任状も必要)


 チャージ料は迷ったすえ、ひとまず割引率90%適用の千円をそれぞれ入金した。つまりは1万円分が使える仕組み。年間限度額は7万円だが、そんなに使う人がいるのだろうか?

 利用可能なのは市営地下鉄と市電、JRバス、中央バス、じょうてつバスなど。(JRは使えない)使用期限はなく、生きている間は使える。当然ながら、他者が使用することはできない。
 チカチカパフォーマンスの活動を盛んにやっていた時期には、年間1万円以上も地下鉄を利用したが、やめてから公共交通機関を使う機会はほとんどなくなった。
 妻も似たような事情で、申請すべきか否か、ちょっと迷った。しかし、21年前に新築用の土地探しをした折、札幌近郊に手頃な土地を見つけ、いざ契約しようかとなったときに妻が「札幌市なら70歳になると敬老パスが貰えるわ」と、変な理屈で札幌市民にこだわった。
 当時はまだ40代で、(そんな先のことを…)と内心思ったものだが、ふと気づくと、もうそんな年である。

これまで使った他の交通ICカード

 車をいつまで運転できるか心もとなくなってきたので、仮にその日がきたら、5キロほど離れたディスカウント店にはバスで行くことになるだろう。
 弾き語り活動にも車は必須だが、軽量PAをカートに積んで公共交通機関を乗り継げば、車なしでもなんとか続けられるかもしれない。

 現段階で必要性はあまり感じないが、いつかそんな日がやってくるはず。案外妻は先見の明があったのかもしれない。