2018年6月3日日曜日

藤の花3年越し

 長男一家を案内して、近隣の百合が原公園を散策した。お目当てはいまが盛りの藤の花。火曜には札幌出張の次男と妻とで見にきたが、そのときは八分咲きくらいだった。
 金曜にも前田森林公園の藤棚を見に行ったばかりだが、百合が原公園の藤は長男のお嫁さんの3年越しの希望。これまでスケジュールの都合や夏風邪などで見逃していたので、今年はどうしても見たいという。


 昼過ぎまではそれぞれ別の用事があるそうで、15時に車で迎えに行く。車は4人乗りなので、妻は家で留守番。

 予報が外れて午前中は小雨がパラつく肌寒い陽気。午後から薄日がさし始め、花見にはまずまずの天気となった。
 藤はまさに満開の見頃。垂れ下がった花が頬にふれるほどで、香りが一面に漂っている。念願かなったお嫁さんは、大感激だった。


 藤棚でかなりの時間を過ごしたあと、公園をぐるりと散策。なんにもない芝生の中央広場を孫娘がすっかり気に入った様子で、駐車場に戻ろうとすると、「こっちがいい」ときびすを返して広場に戻ってしまう。
 他の家族が遊んでいるボールやシャボン玉にちょっかいを出し、一緒にはしゃぎまわっていた。

 16時半過ぎになり、夕闇が迫って人影も少なくなったころに、ようやく納得して帰ることになる。1年前にも同じ場所に来ているが、見違えるような成長ぶりだった。
 家に戻って、遅い珈琲タイム。その後も家の内外で遊んで、孫娘のハイな状態は変わらない。GWに会ったばかりだが、一段と言葉が達者になり、「ご飯食べる」などの「名詞+動詞」の会話がいくつかできるようになっていて驚いた。
 昼寝もせずにがんばっていたが、お風呂と夕食を終え、帰りの車に乗せたとたんにバタンキュー。月に一回くらいのペースで会うと、成長ぶりが目に見えて分かる。次に会うときは、どう変わっているだろう。