2018年6月12日火曜日

機材収納バックの補修

 先日の地域カフェでは久しぶりに予備PAを使ったが、これによって増える機材は、「アンプ付スピーカー(ヤマハMS101-2)」「設置用三脚」「接続用ケーブル」の3つ。
 いずれも小型軽量だが、メインPA一式を運ぶダンボール箱にはスペース的余裕がなく、収納運搬には小型の帆布バックを使っている。

 路上ライブで乾電池駆動のRoland MOBILE CUBEを使う際に常用していたバックで、L370×H280×D150と小型だが、上記3つがうまく収まる。
 ポケットも3つあってなかなか便利だが、延べ150回ほども酷使したせいであちこちに穴が開き、持ち手はぐらついて生地もヘタってきた。


 買い換えようと代替品を探したが、なかなかイメージ通りの安い品が見つからない。そうするうち、多用していたチカチカパフォーマンスをやめてしまったので、使う機会がめっきり減った。最近では予備PAやプロジェクターを運ぶ際に使うだけで、機会は年に数回。
 しかし、久しぶりに使ってみるとやはり便利なので、この際買わずに徹底補修しようと思った。
 まず穴の補修。古いジーンズ生地でパッチを作り、ボンドで接着。以前にも補修しているが、新たに2ヶ所を追加した。

 次に傷みの激しい持ち手部分を補強する。両端部についているショルダーベルト用のフックを利用し、幅25の手芸用布テープを二重に通して、現状の持ち手と3本まとめて固定しようと考えた。
 固定は当初カシメを買ってやる気でいたが、手持ちのビスでも代用できそうだったので、方針変更。やってみたら割と簡単に固定できた。


 最後にヘタっている布を補強するべく、手持ちのプラスチック板を加工する。側面補強として古いカッティングボードを、底面補強として廃棄クリアファイルの表紙を使った。
(この種の廃材は、常にいくつかを保存してある)
 ひと通り終わって機材を入れてテストしてみると、当初のガッチリ感が復活して安定する。結果的に新たな投資はゼロ。今後の使用頻度は少ないので、当分はこれでやれそうな感じだ。