2018年6月5日火曜日

架空請求詐欺ハガキ

 架空請求詐欺のハガキがまた届いた。「また」と記したのは、今回がおそらく4〜5回目くらいだから。全て妻宛で、住所の冒頭にわざわざ「北海道」と記してあるのも同じ。
 文面はどれも似たようなもので、運営会社から民事訴訟が提出されている云々。期日まで連絡しないと、給与動産不動産などの取り押さえ強制執行される…、といった脅し文句がゾロゾロ並ぶ。

 差出人は法務省管理支局ナンタラカンタラ…ともっともらしいが、ネット検索してみても、法務省にそんな部署は存在しない。
「裁判取り下げの連絡は電話で」「プラバシー保護のため、必ず本人が連絡のこと」などとあるが、プライバシー保護をうたうなら、誰でも見られるハガキで訴状は届かないはず。
「訴訟最終告知」の「期日」とやらが、ハガキの届いた翌日というのも実に巧妙なワナ。相談したり考えたりする時間的猶予を与えないためだろう。


 ネットで調べてみると「詐欺、絶対に電話してはいけない!」との警告が数多く出てくるが、問題はネットで組織や電話番号を検索する術を知らない人が詐欺の被害に合ってしまうこと。
 あくまで推測だが、住所の特徴からして、おそらく過去に利用した本州資本の通販サイトから個人情報が漏れているものと思われる。手書きの申込書をデータベース化する際、零細業者などに下請けに出したりすると、悪徳詐欺業者の入り込む元となる。
 妻は元来が通販好きで、しかもネット通販ではなく、文書による申込みばかりだ。年齢や性別からみても、詐欺業者の絶好のターゲットなのだろう。
 最近は個人情報ダダ漏れを防ぐため、新たな通販サイトは利用しないよう忠告し、どうしても欲しいものは、私が代行してネット経由で買うようにしている。


 6月に入って一気に暖かくなり、掛け布団を薄い羽毛布団に変えた。冬布団のカバーを外し、タオルケットと共にまとめて洗濯。
 夕方にはシバザクラやタチアオイの移植をし、花の種もまく。無事に芽を出した枝豆の鳥よけカバーを取り外した。野ネズミ被害にあった細ネギは、なんとか根づいてくれた模様。