2016年6月3日金曜日

自家製ノンアルビール

 大腸ガン転移再発予防のため、担当医の忠告もあって、「2日飲んだら1日休む」をこの1年間忠実に守ってきた。
 医者は当初、完全禁酒させたいような感じだったが、節酒のかいあって指標となるγ-GTP値が順調に下がっていることもあり、今年の検診では特に何も指摘されなかった。当面はこのペースを守ってゆく。

 飲まない日はお茶か麦茶を代りに飲んでいるが、メニューによってはビールが欲しくなることもある。代用としてアサヒのノンアルビール「ドライゼロフリー」をたまに飲んでいるが、最も安いトライアルでも、1缶100円する。
 普段飲む発泡酒が同じトライアルで1缶79円なので、なぜかノンアルビールのほうが高いのだ。

CGC製ノンアルビール

 そんなとき、近所のスーパーでCGC製ノンアルビールが1缶69円で売られているのを見つけた。これなら発泡酒よりも10円安い。お試しに1缶だけ買って、さっそく飲んでみた。
 そしてその味は…?、やはり100円のドライゼロフリーには叶わない。旨味がなく、ピリピリ尖った味がする。ないよりはマシだが、これなら麦茶でもいいかな…、という意見が大勢だった。

 ふと思いつく。(自分でノンアルビールを作れないか?)さっそくネットで調べてみた。

自家製ノンアルビール

 最初は麦茶を濃い目に入れ、冷やした炭酸で割れば似た味になるのでは…、と考えた。実際、同じことを考えて試している方が多数いた。しかし、あまり評判はよくない。
「これなら素直に店でノンアルビールを買いましょう」といった案配だった。

 さらに調べると、インスタント珈琲と炭酸を使い、市販品と遜色ないノンアルビールふう飲料を作っている方がいた。半信半疑だったが、さっそく真似てみる。
1)小さじ1杯のインスタント珈琲をグラスに入れ、少量の熱湯で溶く。
2)氷2個を入れてかき混ぜ、インスタント珈琲が冷たくなったら、氷は捨てる。
3)少し高い位置から、冷えた炭酸を注ぐ。

 泡の立ち具合や色は、ノンアルビールに限りなく近い。飲んでみると、味も市販品と大きな違いはない。少なくとも、CGC製ノンアルビールには負けていない気がする。
 予想以上に美味いので、思わずお代わりしそうになったほど。

 炭酸はトライアルで1L入りを70円くらいでいつも買っているので、仮にコップ2杯350mlを作ったとしても、原価は25円くらいか。少なくともノンアルビールを切らしたときの代用には、充分なることが分かった。