日曜日に痛みをこらえて撤収してきたカエルヤ珈琲店のガリ箱アート、動くと腰が痛むので作品はそのまま放置してあったが、ようやく片づける気になった。
まずは壁面アート「夢見るフルサト」を玄関ホールに飾る。玄関ドアを開けて正面にあたる壁面には、ずっと南面のツタを使ったリースを飾ってあったが、劣化が激く、すでに撤去。材料となるツタそのものを一昨年のリフォーム時に全面撤去したので、今後の代替品はない。
ずっと殺風景だったが、色味が明るい今回の作品を飾ると雰囲気が変わった。完全手作りという点ではリースと同じ。しばし楽しめる。
次に立体オブジェで使った膨大な数のボタンと糸をていねいに分解し、ボタンは元の広口瓶に戻し、細い糸は使えないので切断してゴミ箱へ。まだ使えるタコ糸は、糸巻きに巻き戻した。
ボタンはいずれまた日の目を見る機会があるかもしれない。しばしの冬眠か。
ガリ箱内面を覆ったスチレンボードと糸の固定枠も次なる機会に備え、まとめてビニール袋に入れて保存することに。ごく薄いパーツに分解したので、そう場所はとらない。
立体オブジェの中央を飾ったモビールは、分解するにはあまりに惜しく、支持棒の下に薄い5ミリ厚のハードボードをビス止めし、カウンター机の上に飾っておくことにした。モビールはそっくり活きる。
いわば「糸をかし」のレプリカのようなものだが、実は4年前に作った第一回ガリ箱アート作品「カエルの森」を撤収した際にも、数カ月後にレプリカを作った。いまでもその作品は2階スタジオ奥のベンチ上に飾ってある。
今回の制作作業により、自宅内にアート作品がかなり増えた。これまでコツコツ作った手作り家具なども結構な数になるので、いずれ自宅内をギャラリーのように短期開放することも思案中。
その場合、やはりミニライブも欠かせないでしょうな、ケロケロ。