2015年11月26日木曜日

重いサイト

 定期的に訪問するブログで、ときどき異様に「重〜い」サイト、つまりは、画像表示に時間がかかって、長く待たされるサイトに遭遇する。
 ざっとその理由を調べてみると、およそ以下のような事情のようだ。

1)画像の数が多い(1ページで30枚以上とか)
2)画像1枚の容量が大きい(1枚で200K以上とか)
3)表示されるブログ記事が多い(1ページで10日分とか)
 書いている方はおそらく高速の光回線利用で、自分の環境では何ら問題なく表示されているのだろう。しかし、我が家のネット環境は未だにレトロなADSL12M回線。いずれ廃止の声もささやかれているが、仕事ではCG系の1M以上ある大きな画像を何枚も普通に送れてているし、動画系のネット閲覧にも、そう不自由はしていない。
 最近のデータによると、ADSL回線利用者は全体の10%以下まで減っているそうで、もはや風前の灯か。しかし、安くて大きな支障もなく使えているので、ギリギリまで利用させてもらう。


 ビンボー人のひがみと捉えていただいてけっこうだが、そんなレトロ回線利用者でもスムーズにサイト閲覧できるよう、上記の3要素のうち、特に3)の設定を調整して欲しいと願う。

 画像をより美しく見せようとすれば、容量は自然に増えてしまうだろう。同じ作り手としてそこは理解できる。同じ理由で、枚数も多くしたいだろう。しかし、表示する記事はせいぜい5回分(1日1記事なら、5日分)で充分ではないだろうか。
 本当に見たいサイトなら、未読の箇所はさかのぼって閲覧するもの。1回の表示件数は少なくても、大きな支障にはならないはず。
(美しい画像を掲載しつつも、快適なサイトに遭遇するが、いずれも表示件数が少ない)
 自分の場合、時に画像枚数は増えるが、たいていは1記事2枚程度。1枚の画像容量は50K以下に抑えるよう努めているし、表示記事は10回分。平均では2枚×50K×10回=1000Kで、これならADSLでも表示は一瞬だ。
 グーグル検索では重いサイトの表示順位が低くなる、というのが定説とか。回線の環境如何によらず、軽いサイトは弱者にもやさしく、ネット環境全体に対する負荷の軽減にもつながっている。