途中で花や菓子などを買ったので、開始時間に少し遅れて到着。お目当てのボランティアライブはすでに始まっていて、すぐに母を迎えに行こうと思ったが、念のため会場をうかがうと、中程に母らしき姿が。
昨年と異なり、すでに席に座ってライブを聴いていた。どうやら職員の方が連れてきてくれたらしい。
出演バンドは昨年と同じで、8人の中高年で編成されている。メンバーが昨年とは微妙に異なっているが、推定平均年令70歳のバンドだから、いろいろ事情があるのだろう。
バンマスは昨年お話しをうかがった際、82歳と聞いていたから、今年は83歳ということになる。全く変わらぬ卓越した演奏を聞かせてくれた。私より21歳も上だが、全く老いを感じさせない。「ボランティア音楽活動」という形で、創造的で充実した日々を送っているせいだろう。見習いたい。
母にはカステラケーキとオレンジジュースを買っていった。なにせお祭りである。好みの生演奏を間近で聴いて上機嫌の母と、演奏終了後も食堂に戻ってしばし雑談。施設はほどよく冷房が効いていて、推定室温28度あたりか?我が家より快適かもしれない。
結局1時間半近く施設にいて、その後墓参りに行く。お盆には少し早いが、混雑を避け、いつも早めに済ませる。遅れるのはまずいが、早いのは問題ない。
今日は初めて隣の墓の方と墓参が重なった。さすがにいつもよりは混雑している。母に持っていったのと同じケーキとジュースを墓前に供える。定番の供え菓子はほとんど買わず、ごく普通の品を使うのが我が家流。
墓の前に座り、私も同じケーキを食べつつ麦茶を飲み、父の魂とあれこれ心の中で歓談。良き一日であった。