昨年と今年とで家族構成や暮らし方に大きな違いはないから、この差は何らかの節電対策による効果と評価してよいことになる。
参考までに、過去5年間の7月請求分電気代は、順に以下の通り。(単位はkwh)
228→225→218→230→232→186(今年)
今年の分が突出して少ない。(いったい何がそんなに…?)と、自分のことながら、すぐには考えつかなかったが、あれこれ資料を繰ってみて、ようやく次のような結論に至った。
1)常夜灯ナツメ球のLED化による効果。
この節電対策は昨年8月から始めたので、今回の削減数値に関わってくる。
2)待機電力削減による効果。
この対策も昨年10月からなので、同じく削減数値に関わってくる。
3)メインパソコン買い換えによる効果。
今年5月末から、メインパソコンを省電力型に換えた。サブパソコンの故障がきっかけだったが、当初の試算通りの節電効果があったことになる。
4)電気釜買い換えによる効果。
今年6月上旬に、電気釜をIH式5.5合炊きからマイコン式3合炊きに換えた。こちらも故障によるやむを得ない事情からだったが、結果として消費電力がそれまでの1kw強から、440wに半減した。毎日は使っていないが、予想を超える節電効果があったようだ。
これらの対策は決して一時的なものではなく、今後もずっと続くものだ。3ヶ月前のブログで、日本の一般家庭月平均電気使用量と我が家のそれとを比較検討したことがあった。
その際に「平均値の55%」という試算値が出たが、この調子だと1年後には50%を切るかもしれない。いよいよ原発無用のシンプルで身軽な縄文的生活の実現と実践である。