多くは紙製で、一回り大きい用紙を単純に置くタイプと、折り返して客席側に垂らすタイプとがある。あまり市販はされていないらしく、ネット検索でようやくひとつだけ特注で製作販売しているサイトを発見した。まだまだマイナーな音楽グッズのようだ。
先日、近隣の百合が原地区センターでのリリーコンサートに出演した音楽仲間のレッド&ブラックさんは、ステージでは必ず譜面台に自作の譜面台隠し(折返しタイプ)を載せて演奏している。
リーダーのKさんが自らデザインしたというロゴとマークが、赤と黒の2色でA3版の用紙にレイアウトされていて、小さなライブではあまり感じなかったが、それが大きなステージだとハッとするほど映える。
私の場合は楽譜もA4版横置きの小型。基本的にソロ演奏なので、小さめのA4サイズ程度、しかも客席から見て垂れている部分だけあれば充分だった。
急にこんなものを作ろうと思ったのは、今後不特定多数を対象とする場で歌う機会が増えそうだから。先の地域センターもそうだし、来月予定の地域商店街イベントもしかりだ。
ライブハウスや介護施設の場合、聴き手は私の氏素性を事前に知っているが、通りすがりの不特定多数が聴き手の場合、どこの誰が何を歌おうとしているのか、何らかの形でアピールしたい。その手段として「譜面隠し」を使おうというのだ。
急にこんなものを作ろうと思ったのは、今後不特定多数を対象とする場で歌う機会が増えそうだから。先の地域センターもそうだし、来月予定の地域商店街イベントもしかりだ。
ライブハウスや介護施設の場合、聴き手は私の氏素性を事前に知っているが、通りすがりの不特定多数が聴き手の場合、どこの誰が何を歌おうとしているのか、何らかの形でアピールしたい。その手段として「譜面隠し」を使おうというのだ。
ライブの案内状を作る要領で、横長の用紙に最低限の情報と写真をレイアウト。メインタイトルは熟慮のすえ、「叙情歌 弾語り」とした。
「ギターで弾き語る内外の叙情歌」のサブタイトルを小さく斜めに入れ、その右に氏名と簡単な住所も表示。叙情歌に相応しく和風字体を基本とし、色調は遠くから映えるよう赤と緑の補色を多用した。
仕上がり寸法は297×155のA4変形。プリントアウト後に1ミリ厚のイラストボードにボンド接着し、上に16センチ間隔で2カ所穴を開けてヒモを通す。譜面台への固定は、このヒモをぐるっと巻きつけて裏で結ぶだけだ。
昨日作った椅子式のマイクスタンド用譜面台と固定法は同じだが、マイクケーブルをとめるのも最近はヒモで、レトロだが融通性があり、安全確実な手法なのである。
写真は立って歌う場合のセットだが、座って歌う場合のセットにもヒモの縛り方を変えるだけで、同様に使える。ラミ加工などはせず、濡れたり色あせたりしたときは、再度印刷して作り直すつもり。
ふとした思いつきで作ってみたが、デビューは来月の路上イベントの場になりそう。はたして聴き手の目にはどう映るだろう。ちょっと楽しみ。